国立音楽大学(通称:くにおん)が、創立100周年を記念して開催する音楽フェス「くにおん100フェス!」の詳細が発表されました。このフェスは2026年6月26日から28日までの3日間にわたり、立川市の立川ステージガーデンにて開催されます。特に注目すべきは、最終日の28日に行われる「Circle of Music」と題されたイベントです。
この公演は、80年代以降のJ-POP界で活躍を続け、現在も数々の名曲を世に送り出す音楽プロデューサー武部聡志を総合演出として迎えることが決まっています。さらに、卒業生たちが集結し、国立音楽大学の精神である“自由・自主・自律”をもとに、次世代へとその音楽のバトンを繋いでいく様子が期待されています。
イベントは16時からスタートし、卒業生達によるソロパフォーマンスや共演など、多彩な音楽体験が楽しめる内容となっています。司会は加藤綾子さん、そして武部聡志さんが務め、ビッグバンドにはNEWTIDEとGEMSTONES JAZZ ORCHESTRAが揃います。
出演者の第一弾では、著名なアーティストたちが名前を連ねています。山下洋輔、小原孝、秋川雅史、挾間美帆(委嘱曲提供)、富貴晴美などが既に発表されていますが、今回の第二弾では新たに、RINA、国府弘子、本田雅人、横山克、堤博明の5名が加わりました。これにより、さらに豪華なラインナップとなり、ファンの期待は高まっています。
特にNEWTIDEとGEMSTONESは、国立音楽大学において長い歴史を持ち、ジャズ界での名声を誇る2つのオーケストラです。1981年に設立されたNEWTIDEは、数々の受賞歴を持ち、ビッグバンドのスタイルを確立しています。一方、2011年に結成されたGEMSTONESは、在学生たちによって構成されるグループで、その名の通り“宝石の原石”としての役割を果たしています。
「くにおん100フェス!」は、国立音楽大学の100周年を祝うだけでなく、ジャズの歴史をも振り返る特別な機会となることでしょう。その名演と共に、音楽界の未来を担う若手アーティストたちの活躍にも期待が寄せられています。
また、今回のイベントでは、来場者向けのキャンペーンも展開中です。「オリジナル缶バッジプレゼントキャンペーン」と題し、公式SNSをフォローしイベントの様子を投稿することで、100周年記念缶バッジがプレゼントされる企画が行われています。全24種類の缶バッジがあり、その中にはレアバッジも含まれているとのこと。
チケットの販売は2025年秋以降を予定しており、今後の情報更新をお見逃しなく。国立音楽大学の100周年記念事業の詳細は、公式ウェブサイトやSNSでチェックできます。この機会に歴史的な瞬間を一緒に祝うためにぜひ参加してみてください。