子宮頸がん予防啓発イベント「川崎鷹也 MAGIC NOTE with Hellosmile 2025」をレポート

サンリオでの啓発イベントの様子をレポート

2025年11月24日、サンリオピューロランドのエンターテイメントホールで、子宮頸がん予防啓発イベント「川崎鷹也 MAGIC NOTE with Hellosmile 2025」が開催されました。このイベントは、TOKYO FMが主催する「Hellosmile」プロジェクトに基づき、子宮頸がんについての正しい情報を広めることを目的としています。毎年11月は「子宮頸がん予防啓発強化月間」として、さまざまな活動が行われている中での特別なイベントです。

口火を切ったのは、番組のホストである川崎鷹也氏。彼は毎週日曜日放送の番組「MAGIC NOTE」と連動して、楽しみながら子宮頸がんの予防について考える機会を提供しました。第一部では、ゲストとのインタラクティブな交流があり、事前に集められた「みんななかよく」と「見つめる先には、幸せな未来がある」というテーマについてのエピソードトークが披露されました。川崎の生演奏による「エンドロール」も感動的で、観客全員が和やかな雰囲気に包まれました。

第二部：啓発セッション

第二部では、専門家とともに子宮頸がん予防に関するトークセッションが行われ、産婦人科医の稲葉可奈子先生と、サンリオエンターテイメントの小巻亜矢社長が登壇しました。稲葉先生は、子宮頸がんの現状やヒトパピローマウイルス（HPV）ワクチンの重要性について丁寧に説明しました。「子宮頸がんは20代から30代の日本の女性に増えているが、早期に知っておくことが必要だ」というメッセージが印象的でした。また、川崎氏も「日本では検診率が低い」と触れ、自分事として考えることの重要性を指摘しました。

トークの中では、参加者からの質問も受け付け、その中には検診への不安やワクチンに関する疑問が多く寄せられました。登壇者たちはこれらの疑問に真摯に答え、参加者の理解を深める素晴らしい機会となりました。

イベントの締めくくり

イベントの最後には、サンリオの人気キャラクター、ハローキティが登場し、会場全体でのフォトセッションが行われました。このような楽しい雰囲気の中で、啓発活動の継続の重要性を再確認することができました。イベントの録音は、11月30日（日）24:30よりTOKYO FMで放送予定です。参加した皆さんは、楽しい体験を通じて子宮頸がんについての知識を深められたことでしょう。

「Hellosmile」プロジェクトについて

最後に、「Hellosmile」プロジェクトについて説明します。このプロジェクトは、子宮頸がんという病気の予防啓発を目的として2010年に始まりました。多くの企業や団体と協力し、毎年多彩な活動を展開しています。子宮頸がんについての理解を深め、予防の重要性を広めることが目指されています。2025年のイベントもその一環として、参加者に多くのメッセージを届けました。今後の活動にも期待したいですね。