育児コミックエッセイ『ウチュージンといっしょ』第9巻が配信開始
5月20日、株式会社Gakkenから育児コミックエッセイ『ウチュージンといっしょ』の第9巻が電子書籍としてリリースされました。この作品は、育児に奮闘する親たちを応援するために連載されており、150回を超える人気を誇っています。今回の9巻では、特に注目すべきエピソードが展開されています。
ウチュージンとは?
この作品の主人公、らっきょは自称“ウチュージン”。彼を取り巻く家族5人の物語が展開されます。通常学級に通いながらも、週に1回特別支援学級へ通う彼の日常は、時にユーモラスで時に心に響くもの。例えば、「夜中に絶叫する」や「本を逆さに読む」など、普通とは少し異なる行動をする彼の正体は、ウチュージンであるというカミングアウトで明らかになります。このような冒険を通じて、多くの親が抱える悩みに寄り添います。
第9巻のストーリー
第9巻の主題は、らっきょが「学校に行きたくない」と告げたことから始まります。この告白に対して家族はどのように対応するのか、親としての責任を感じながらも不安に苛まれる様子が描かれています。子どもが学校へ行くことを拒む理由は様々ですが、家族が一丸となってこの状況を乗り越えようとする姿勢は、多くの家庭が共感できる内容になっています。
全13話を収録しており、各話はフルカラーで彩られています。温かみのあるイラストがまず目に留まり、読者の心を和ませてくれます。さらに、WEB連載では見ることができない独自の構成や追加イラストも満載。育児のリアルを描いたこのエッセイは、ママやパパの心に寄り添う存在になることでしょう。
高田真弓について
著者の高田真弓さんは、元々は子どもが大嫌いだと言っていましたが、36歳で一期一会の思いで子供を持ち、その魅力に引き込まれ三人の子どもを育てる母親。彼女の口から語られる育児の楽しさや大変さは、多くの親に共感を呼び起こすものです。InstagramやX(旧Twitter)でも彼女の日常を描いた漫画が楽しめます。
まとめ
今回の第9巻は、育児における共通の悩み、「学校に行きたくない」というテーマに挑んでいます。親として何を考え、どのように子どもと向き合うべきか、ヒントを得られる作品です。電子書籍版の価格は385円(税込)で、Kindleや楽天Koboなど多くのプラットフォームで入手可能。本書を通して、育児のあれこれを楽しく学んでいくことができるでしょう。これからも『ウチュージンといっしょ』の新たな展開から、目が離せません!