太陽化学のPHR実証
2025-05-12 10:49:27

太陽化学、PHR活用による健康促進の実証結果を報告

太陽化学、PHR活用による健康促進の実証結果を報告



太陽化学株式会社が経済産業省の「令和6年度日常生活におけるPHRを活用したユースケース創出に向けた実証調査事業」に参画し、最終報告書が公開されました。本プロジェクトでは、健康を維持する新たな方法としてPersonal Health Record(PHR)を活用し、日常のコンビニ利用を通じて「いつの間にか健康」を目指す取り組みが行なわれました。

実証調査の概要


本プロジェクトでは、セブン-イレブン多摩センター駅西店を実証フィールドとし、165名の参加者によるデータ収集が行われました。健康チェック機器とスマートフォンアプリを活用し、参加者の健康データを蓄積。そのデータを基に個別に商品の提案が行われ、健康意識や購買行動の変化が検証されました。

実証結果


健康意識の向上


参加者の健康意識が実証事業の開始時点と終了時点で比較された結果、健康に対する意識が確実に高まったことが明らかになりました。この結果は、PHRを活用した取り組みの効果を数字で裏付けており、太陽化学の「いつの間にか健康」という理念に大きく寄与しています。

無関心層への影響


意外な結果として、健康無関心層においても購買行動が変化する可能性が示唆されました。結果的に、サラダチキンや豆腐、ヨーグルトといった健康的な食品の購買が増加したことが確認されました。これは健康意識の変化が必ずしも健康行動に直結しないものの、健康的な選択への導きとして機能し得ることを示す重要なデータです。

商品カテゴリごとのニーズ


報告書によると、レコメンドされた商品に対して求められる「健康」の切り口は商品ごとに異なっていました。パンについては低糖質が、飲料についてはビタミン摂取が重視されるなど、消費者の健康に対する期待感は多様であることが分かりました。これは製品開発においても大切な視点です。

まとめ


この実証事業を通じて、PHRを取り入れたパーソナライズされた商品提案が、参加者の健康意識や購買行動に与える影響が明らかとなりました。また、コンビニを利用する生活者の購買金額や頻度の向上にも寄与する可能性があります。太陽化学は今後も人々の健康と豊かな生活文化に貢献する取り組みを続けていく意向を示しています。詳細については経済産業省ホームページや、2025年開催予定の第3回健康フォーラムでも紹介される予定です。

太陽化学株式会社について


太陽化学は1948年に設立以来、食材や工業用途向けの様々な素材を提供しており、機能性食品素材の開発にも注力しています。健康を意識した事業展開を進める同社は、今後も新たな研究開発に力を入れていきます。公式ホームページはこちら


画像1

画像2

画像3

関連リンク

サードペディア百科事典: 太陽化学 PHR 健康促進

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。