観光客参加型演劇
2025-12-26 19:26:28

名古屋・柳原通商店街で初の観光客参加型演劇『エンタビ(R)』が登場

名古屋・柳原通商店街で新しい観光体験『エンタビ(R)』が誕生!



名古屋市北区の柳原通商店街が、新たな観光体験『エンタビ(R)』に挑戦する。地域住民が演じる物語に観光客が参加し、歴史体験を交えた演劇が開催される。これにより、観光客の再訪率が約1.7倍に上昇することが観光庁のデータからも明らかになっており、地域に愛着をもたらす新しい形が期待されている。

地元住民が語る歴史的物語



『エンタビ(R)』は、地元の住民が柳原通商店街に伝わる「御土居下同心」の物語をテーマにした観光客参加型の演劇である。この企画は、プレイング株式会社が主催し、地域住民や地元学生が制作に関わることで、世代を超えた文化の発信を図っている。参加者は演者となり、セリフを言ったり、役割を演じることで、単なる観光以上の体験を得ることができる。

地域とのつながりが生む新たな価値



観光庁が提供するデータによれば、地域住民との交流を経験した観光客は約1.7倍の再訪率を示すことが判明している。また、参加した人の62%は今後も地域に関わりたいと答えており、地元住民の参加が地域活性化に重要な役割を果たすと考えられている。これにより、観光業だけでなく、地域コミュニティ全体が活性化される可能性が示されている。

新しい観光のかたちを提案



『エンタビ(R)』が目指すのは、観光客が「観る側」から「演じる側」へと変わる新しい観光スタイルである。そして地元住民がただの案内者ではなく、物語の主人公として活躍することが、観光地に新たな活気をもたらすと信じられている。このように、観光とエンタメが融合し、地域創生を目指す取り組みが進行中である。

『エンタビ(R)』の物語の舞台



物語は昭和39年の名古屋・柳原通商店街を舞台に、未来から送り込まれた「令和の御土居下同心」が登場する。子どもを護り、未来を守るために重要な三つの情報を周囲に伝えねばならない参加者は、昭和の雰囲気の中、本物の仲間を探し出す旅へと赴く。その過程で、敵のスパイも潜んでおり、誰が味方かを見極めることが重要となる。最終的には、伝える心が街を救うカギとなっていく。

開催概要



『エンタビ(R)』の詳細については、名古屋市北区柳原で2026年2月14日(土)、15日(日)に開催予定で、参加費は無料。体験時間は約60分を予定しており、事前申し込みが必要だ。地域の皆が参加できるこの演劇が、地域活性化の新たなトリガーになることが期待されている。

創設者の理念と背景



プレイング株式会社の山本知史代表取締役は、18年間の添乗員としての経験から「地方観光地の過疎化」に歯止めをかけるために、2020年からこのプロジェクトに取り組んできた。彼の「地域に根付いた物語を共有する」想いが、観光とエンタメの新たな融合を実現する形となっている。その中で観光客自身が登場人物になり、地域の魅力を発信していく取り組みに多くのメディアも注目している。

このように、名古屋・柳原通商店街での観光客参加型演劇『エンタビ(R)』は、歴史を体感し、地域に根ざした文化を知る新しい観光の形を提供し、今後の続報にも期待が寄せられる。


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