医療漫画『コウノドリ』の鈴ノ木ユウ氏と吉岡秀人医師が語る“いのち”の重み
2025年4月17日、東京都渋谷区で特別なトークイベントが開催されます。国際医療NGOジャパンハートの創設者であり小児外科医の吉岡秀人氏と、人気医療漫画『コウノドリ』の作者である鈴ノ木ユウ氏が共に登壇し、「いま伝えたい、目の前の命に向き合うストーリー」というテーマで熱い対談を繰り広げます。
このイベントは、特に医療現場でのリアルなストーリーを通じて、私たちに身近な「いのち」について深く考える機会です。ジャパンハートは「すべての人が生まれてきて良かったと思える世界を実現する」とのビジョンを掲げ、医療をただの救命行為として捉えるのではなく、一人ひとりの患者とその家族に寄り添うことを大切にしています。
一方で、『コウノドリ』は妊婦や赤ちゃん、その家族をテーマにした物語。物語の中では、様々な感情を抱える医療者たちが、目の前の生命に真摯に向き合っています。この2つの視点は、「目の前の命のストーリー」という共通のテーマで結びついています。
イベント当日は、両者がそれぞれの経験を通じて印象に残った患者やエピソードを語り、医療者がどのような想いで日々の業務にあたっているのかを明らかにします。特に、亡くなることが決まっている患者に対しても手術を行うことがあるという吉岡氏の姿勢には、多くの人が心を打たれることでしょう。
このような現場の声を聞くことで、私たち一人ひとりにできること、そして命の大切さについて考えていける機会になるかもしれません。また、鈴ノ木氏の描く物語の中にも、人々が命をどう受け入れ、どう向き合うかといったメッセージが込められています。
このイベントは、2025年10月開設予定の「ジャパンハートアジア小児医療センター」に向けた資金調達プロジェクトの一環でもあります。この新たな医療センターは、アジアの開発途上国の子どもたちに平等な医療を提供し、生存率の向上を目指しています。
場所は、渋谷駅から徒歩2分の好立地にある「ふれあい貸し会議室 渋谷No77」。参加は無料ですので、興味のある方はぜひ足を運んでみてください。ところで、取材に関する申し込みも受け付けているそうですので、取材希望のジャーナリストは早めに連絡を取ることをお勧めします。
この貴重な機会に、ぜひご参加いただき、“いのち”というテーマについて共に考えを深めてみてはいかがでしょうか。みなさまの参加を心よりお待ちしています。