新時代の怪談漫画
2025-08-29 13:12:15

新時代の怪談が漫画で甦る!『無縁怪奇録 いんがほどき』の魅力

新時代の怪談を体験せよ!『無縁怪奇録 いんがほどき』が発売決定



株式会社竹書房から、2025年8月29日(金)に、待望の新作『無縁怪奇録 いんがほどき』が登場します。本書は、怪談と漫画、考察が絶妙に交差する革新的な著作です。著者には、著名な怪談作家である斉砂波人、吉田悠軌、高田公太に加え、漫画家の綿貫芳子が名を連ねています。

収録内容の魅力


本書の中心となるのは、斉砂波人が収集した怪談「因果」を基に、綿貫が漫画化した作品です。それぞれの著者が独自の視点で怪談の本質に迫る考察も期待されます。特に、斉砂が記録した怪異の取材内容は、彼と他の二名がそれぞれの解釈で描き出す三十篇の恐怖譚としてまとめられています。

本書の特筆すべきポイント


冒頭には、稀に見る蒐集家である斉砂波人による「因果」にまつわる取材記事が掲載されています。その中の一つである、漁師町でのエピソードは非常に印象的です。幼い娘が持ち帰った「にょにょさまにもらった」と語る十円玉。そして、その声の一部が逆回転したように聞こえるという不気味な状況。これがもたらす不安感から、次第に物語は深まっていきます。

本書の意義


著者の斉砂は、本書がどのように形作られたのかを語っています。彼自身が体験者から聞き取った怪談を、三人の作家に語り、それぞれの視点で漫画や文章に落とし込んでもらったとのこと。この過程では、伝えられる話がどのように変質していくのかが興味深く、まさに怪談の本質に迫る瞬間を表現しています。読者はこの作品を通して、新たな怪談を探し、他者に伝える楽しさを再発見できることでしょう。

著者についての紹介


  • - 斉砂波人: 怪談収集家及びホラー作家。学校の怪談ブームを経て、ネットを利用して怪談を取材し集めることを趣味としています。彼のデビュー作は『堕ちた儀式の記録』。
  • - 綿貫芳子: 漫画家で、ウェブマンガ『となりの百怪見聞録』を連載中。その他多くの作品にも関わり、小説と漫画を融合させたフィールドで活躍しています。
  • - 吉田悠軌: 文筆業を中心に、メディアにも出演する多才な作家。多数の著書を持ち、怪談や恐怖をテーマにした内容で知られています。
  • - 高田公太: 青森県出身で、地元の怪異スポットを取材し続けている著者。彼の作品は地域の特色が感じられ、深く掘り下げた怪談が特徴です。

書誌情報


『無縁怪奇録 いんがほどき』は、2025年8月29日(金)に発売され、定価1,650円(本体1,500円+税)で販売されます。興味がある方はぜひ手に取って、新たな怪談の世界に飛び込んでみてください。

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結論


この作品は、単なる怪談集ではなく、伝承の文化と個々の視点が集約された新たな形の怪談体験です。読者は恐怖を感じながらも、語りかけたくなるような体験をもたらしてくれることでしょう。興味を持った方は、ぜひ購入して自らの目で確かめてみてください。


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