高瀬理恵が描く本格時代劇BL『天稟(てんぴん)』の魅力
時代劇マンガの巨匠、高瀬理恵が新たに名義を「たかせりえ」と改め、挑む新作が話題を呼んでいます。その名も、
本格時代劇BL『天稟(てんぴん)』です。本作は、2025年からコミックシーモアに連載が始まり、ついに2026年3月15日(日)に独占配信される第1巻が登場します。
精緻な描写が魅力
『天稟』は、高瀬自身が連載を心待ちにしていたという熱い思いが詰まった作品です。江戸時代の街並みや武家屋敷、さらには掛け軸や調度品までもが細部にわたって描き込まれており、圧倒的な描写力が発揮されています。刀剣や蒔絵、障子に差し込む光と影の表現は、時代劇ファンにとってもたまらない魅力です。
切ない愛の物語
物語の中心には、江戸・天保年間の三河吉田藩の若き留守居役、
祖父江甚介と美しき切腹介錯人
鬼貫大膳との運命的な出会いがあります。その出会いが、彼らの人生にどのような波乱をもたらすのか、愛と官能の物語が展開していきます。
BLファンだけでなく、骨太な人間ドラマや時代劇を好む読者にも楽しんでもらえる作品となっています。特に、甚介と和泉の繊細な描写や、彼らの内に秘めた孤独は、物語に深みを与えています。
作者の想い
著者、たかせりえは、「青年誌でずっと描いてきたアウトサイダーな侍たち」を心の底から描きたいという想いがあり、BLの世界でもそれを表現をしています。切腹や介錯、斬首といった武士のダークサイドを扱いながらも、男同士の愛憎を描くことに挑戦しています。光と影、樹影、黒羽織を纏う武士たちの姿に書院の光が差し込み、まさにフェチ心が炸裂する描写が魅力です。
この物語は、孤独を抱える二人が出会い、どのように惹かれ合っていくのか、彼らの人生を丁寧に描くことを目指しています。
作家紹介
たかせりえは1993年にデビューし、以降時代劇マンガを中心に独自のスタイルを確立しました。代表作には『公家侍秘録』や『江戸の検屍官』があり、その確かな時代考証は多くの読者から支持を受けています。2025年からは新たな名義で本格時代BL『天稟』の連載を開始し、再び注目されています。
書籍情報
- - 【タイトル】天稟第1巻
- - 【著者名】たかせりえ
- - 【発売日】2026年3月15日(日)コインシーモア独占配信、他書店には2026年4月9日(木)より
- - 【定価】800円(税込)
高瀬理恵が描く新たな時代劇BL『天稟』。その魅力に触れて、新しい時代のラブストーリーを感じてみてください。