心の中の母の味を再現するエッセイとレシピ
2026年3月21日、株式会社徳間書店が発刊する『もしもキッチンに立てたなら難病ALSのママが綴るいのちのレシピ』が注目を集めています。本書は、難病ALSと闘う母、はらだまさこさんが、愛を込めて料理と生活の中での希望を綴ったエッセイ&レシピ集です。
ALS(筋萎縮性側索硬化症)とは、神経細胞が徐々に衰え、最終的には手足の運動機能が喪失される進行性の難病です。まさこさんは、かつては版画も出すほどの料理好きで、二人の子どもたちのために美味しい料理を作りたいと願っています。しかし、この病気により自らキッチンに立つことが困難になってしまいました。それでも、彼女は「母の味」を子どもたちに受け継ぐことを強く望み、日々の出来事をエッセイとして記録してきました。
本書の中には、彼女が経営するカフェの人気メニューである鉄板ナポリタン、タイで経験した青唐辛子のグリーンカレー、子どもたちに食べさせたいお弁当、心と体に優しい自然派ごはんなど、17品のレシピが収められています。各レシピには「家族を思う気持ち」と「未来に希望を持つこと」を込め、どれもがまさこさんの心の奥底からのメッセージを伝えています。
まさこさんの言葉には、病と向き合いながらも前向きに生きる姿勢が表れています。「できない中のできることは何だろう」と自問自答しながら、彼女は自分のレシピを書き始めました。このような試みは、同じように病と闘う人たちに勇気を与えてくれることでしょう。
また、彼女の著書は、家族や料理に対する思いが詰まった心温まるエッセイとして、多くの人々の共感を得ています。特に家族を大切に考える全ての人にとって、強いメッセージとなるはずです。
本書は、これまで多くのメディアから注目を浴びており、まさこさんの出版を応援する声も多く寄せられています。出版前からの熱い期待感は、著者の人柄や作品への思いが伝わっている証拠です。
書誌情報
- - 書名: もしもキッチンに立てたなら難病ALSのママが綴るいのちのレシピ
- - 著者: はらだまさこ
- - 定価: 1,870円(税込)
- - 判型: 四六判/ページ数:160P
- - 刊行日: 2026年3月21日(土)
- - ISBN: 978-4-19-866173-1
著者プロフィール
はらだまさこさんは、1981年に愛知県豊橋市で生まれました。結婚後に家族で「暮らすように旅する」生活を送りながら、各国での料理や食文化に影響を受け、2018年には福岡にオーガニック喫茶店「SoundsFoodSoundsGood」を開店。2021年に長女を出産後、ALSの診断を受けるも、希望を持って生きることを決意しました。母としての想いが詰まった彼女のレシピとエッセイは、心を打たれる深いメッセージとして、多くの読者に響くことでしょう。