古代史グローバルヒストリー
2025-06-27 11:42:24

新・古代史グローバルヒストリー、邪馬台国の謎に挑む書籍が好評続く

新・古代史グローバルヒストリー、邪馬台国に迫る



2025年1月10日に発売されたNHK出版新書『新・古代史グローバルヒストリーで迫る邪馬台国、ヤマト王権』が、累計5万部を突破し、好調な売れ行きを続けています。著者はNHKスペシャル「古代史ミステリー」制作チームであり、本書は番組で得られた知見に基づき、内容が大幅に加筆されています。

本書では、日本の古代史に関する最新の研究や発掘調査結果を豊富な写真資料と共に解説し、多面的なアプローチで日本の成り立ちや歴史の空白部分に迫っていきます。「いかにして日本という国が誕生したのか」「空白の四世紀には何があったのか」という問いを科学的な視点から明らかにすることを目指しています。AIやDNA分析を活用した最新のアプローチを通じて、当時の様子がどのようだったのかを探ります。

特に、注目すべきは取材班の夫馬直実氏と田邊宏騎氏のコメントです。

夫馬直実氏は「専門書では一つの説に注目することが多いが、本書は多角的に学説を紹介する試みが珍しい」と評し、古代史の入門書としての重要性を強調しています。

> また、田邊宏騎氏は「古代は人々の交流が活発だった“大交流時代”であった」と指摘し、本書を通じてそのダイナミズムを味わってもらいたいと述べています。


さらに、試し読みも大好評で、以下のような興味深い内容が公開されています:
  • - 前方後円墳の起源
  • - 古代日本「空白の四世紀」の謎
  • - 『日本書紀』における卑弥呼欠如の理由

本書は、以下の章から構成されています:
1. 邪馬台国と古代中国
2. 最新研究で迫る邪馬台国連合
3. 「倭国大乱」と漢王朝の崩壊
4. 卑弥呼×三国志――知られざるグローバル戦略
5. 卑弥呼の最期と歴史の断絶
6. 「空白の四世紀」に何が起きたのか
7. ヤマト王権と朝鮮半島情勢
8. 倭の五王と激動の東アジア
9. 「日本」はいかに誕生したか

著者のNHKスペシャル取材班には、「戦国時代と大航海時代」や「幕末と欧米列強」といったテーマでも新たな歴史像を描く実績があるチームです。

商品情報


  • - 書名: 新・古代史グローバルヒストリーで迫る邪馬台国、ヤマト王権
  • - 著者: NHKスペシャル取材班
  • - 発売日: 2025年1月10日
  • - ISBN: 978-4-14-088735-6
  • - 定価: 1,078円(税込)
  • - ページ数: 272ページ

この機会に日本古代史の魅力に触れてみてはいかがでしょうか。興味を持たれた方は、ぜひ書籍を手に取ってみてください。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

関連リンク

サードペディア百科事典: 邪馬台国 古代史 ヤマト王権

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。