『ボサノヴァ』公開決定
2025-01-16 12:38:32

映画『ボサノヴァ~撃たれたピアニスト』の公開日が2025年4月11日に決定!

映画『ボサノヴァ~撃たれたピアニスト』が公開決定



映画『ボサノヴァ~撃たれたピアニスト』が、2025年4月11日に劇場公開されることが発表されました。監督は、アカデミー賞®外国語映画賞を受賞した『ベルエポック』(1992)のフェルナンド・トルエバと、スペインアートの巨匠ハビエル・マリスカルの二人が手がけた意欲作です。ブラジル音楽へのオマージュとして制作された本作品は、音楽ファンや歴史に興味がある人々にも響くことでしょう。

映画の概要



本作は、キューバ革命の前後を背景にした『チコとリタ』(2010)の監督が再びタッグを組み、舞台をリオデジャネイロに移して描かれます。トルエバ監督自身が「ドキュメンタリーではなくアニメーションでテノーリオの活躍を表現したかった」と話す通り、ラテンアメリカの歴史を照らし出しながら、ブラジルの音楽の伝説を映し出します。

2025年という年は、日本とブラジルの外交関係が130周年を迎えます。この節目を経て、多くの人々がブラジル文化の魅力に触れる機会が増えることでしょう。

主な登場人物とメッセージ



アーティストたちからも興味深いコメントが寄せられています。シンガーの小野リサは、「アニメーションで描かれるリオデジャネイロやニューヨークの風景は特別な雰囲気を醸し出している」と語り、映画が持つ独特の魅力を伝えています。

一方、當間ローズは「レジェンドたちの生の声がアニメーションに乗って聴けることに鳥肌が立った」とし、この映画がブラジリアン音楽への深い敬意を表していることを強調しました。

ストーリーの展開



物語は1959年のブラジル、ボサノヴァの興隆を舞台にしています。エラ・フィッツジェラルドやフランク・シナトラなど、多くのアーティストがブラジル音楽に影響を受け、その波は世界中に広がっていきました。ニューヨークの音楽ジャーナリスト、ジェフ・ハリスは、ボサノヴァの一世を風靡したピアニスト・テノーリオ・ジュニオルの正体を解明すべく、リオデジャネイロに足を運びます。

彼は、テノーリオの謎の失踪について調べる中で、ブラジル音楽の真実と向き合うことになります。全体主義的な抑圧が迫るラテンアメリカで、彼が発見するものとは、果たしてどのようなものなのか。この映画は、彼の真実を追い求める旅路を生き生きと描き出しています。

参加スタッフとキャスト



映画には、ジェフ・ゴールドブラムが声を担当しており、彼自身も優れたジャズピアニストとして知られています。また、ラテン音楽の名曲も数多く登場し、観客の耳を楽しませることでしょう。

特報映像では、現代ニューヨークの風景から始まり、ボサノヴァの豊かな音楽に導かれるような構成になっています。彼の旅の中でどのような発見があるのか、多くの人々がそのストーリーに興味を持つでしょう。

日本版ポスターのデザイン



日本版ポスタービジュアルは、フェルナンド・トルエバ監督が敬愛する映画『ピアニストを撃て』へのオマージュが込められています。テノーリオ・ジュニオルの指先が生み出す限りない音楽の可能性と、彼の人生の物語に触れることができるこの映画は、多くの人々にとって新たな音楽の旅となるでしょう。

終わりに



『ボサノヴァ~撃たれたピアニスト』は、2025年4月11日からヒューマントラストシネマ渋谷やkino cinéma新宿を皮切りに全国で公開されます。音楽、歴史、感動が凝縮された本作を、ぜひ映画館で体験してみてください。公式サイトや各種SNSで最新情報もチェックしましょう。


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