アールティ、新型着ぐるみロボットRIC90 TypeRの華々しいデビュー
東京・千代田区に本社を構える株式会社アールティが、革新的な技術を駆使して開発した新型着ぐるみロボットRIC90 TypeRが、2025年大阪・関西万博において心を掴むデビューを果たしました。このロボットは、万博の公式マスコットスフラとなり、「ナカの人」としての役割を果たしました。彼の導入は、万博参加者に対して新たな体験を提供し、ロボットと人間のインタラクションの未来を示すものです。
新型RIC90 TypeRが魅了した会場の雰囲気
6月の初め、アールティは大阪・関西万博の関西パビリオンでRIC90 TypeRの発表を行いました。新型ロボットはその愛らしい姿と動作で、訪れる人々の心を掴みました。特に子どもたちとの優しいハグは会場に笑顔を広げ、訪問者の心を和ませる瞬間を演出しました。そして、チンドン屋の懐かしい音色に合わせて魅力的なパフォーマンスを披露する姿は、来場者を楽しませ、多くの人々の心に残る体験となりました。
RIC90 TypeRの技術的特徴
アールティが手掛けたRIC90 TypeRは、長年の運用実績と豊富な技術力を基にした卓越した機能性を誇っています。まず特筆すべきはその表現力です。アールティの人気キャラクター「ネコ店長®」にも似た自然な動きと、来場者との温かい接触を実現するハグ機能によって、ありふれたロボットではなく、本当に人と触れ合うことのできる存在となっています。
また、軽量でコンパクトな設計は、どなたでも持ち運びが楽々という点でも評価されています。万博という複雑な場面でも、スムーズな移動と迅速な設営が可能です。万が一のトラブルにも柔軟に対応できるため、スタッフは安心して使用できるでしょう。
安全設計と実績
RIC90 TypeRはその安全設計にもこだわりがあります。骨格は危険な箇所が最小限に設計され、360度どこでも人とのインタラクションを実現しつつ安全を確保。その結果、万が一人がぶつかっても大きな事故に繋がらず、安心して触れ合えるロボットとしての地位を確立しました。
これらの特性は、中川友紀子代表が強調する「ロボットのいるくらし」を実現するための基盤として機能しています。フィジカルAIを駆使し、RIC90 TypeRは独自の機能をカスタマイズして追加できるため、様々な場面での活用が期待されます。顔認識を用いたインタラクションや、生成AIによる会話が可能で、これらの機能が万博で一層の注目を集めました。
エンタメの未来を変えるRIC90 TypeR
ワールドマスターズゲームズ2027の公式マスコットスフラとしてのRIC90 TypeRの活躍は、今後のエンタテインメントの在り方を大きく変える可能性を秘めています。このロボットはただの道具ではなく、イベントやテーマパーク、教育現場まで様々な場面で人々に感動を与える存在となるでしょう。アールティは、RIC90 TypeRを通じて人間とロボットの新たな関係を築き、人々の夢を形にする姿勢を未来に向けて推進しています。
最後に
RIC90 TypeRについての情報は、アールティの公式サイトで確認できます。エンタメや産業全般に革新をもたらすこのロボットの活躍に、ぜひご期待ください。
アールティ公式サイト
株式会社アールティは、ロボットとAI技術の融合を通じて、「ロボットのいるくらし」の実現を目指しています。今後も新たな製品やサービスの開発に挑み、皆様の生活を豊かにするための取り組みを続けていきます。