映画『デッドマンズ・ワイヤー』の予告編とポスターが公開
映画『デッドマンズ・ワイヤー』が2023年7月17日(金)に公開されることが決定し、その予告編とポスターがこの度解禁されました。本作は、不動産ローン会社に財産を騙し取られた男が、同社に押し入って役員を人質に取るという、実際に1977年にアメリカ・インディアナポリスで起きた事件に基づいています。彼は自分とその人質の首をショットガンとワイヤーで固定することで、警察すら近づけない状況に陥ります。このデッドマンズ・ワイヤーという装置が生み出す緊張感は、映画全体の根底を成すものとなっています。
ストーリーの概要
物語は、犯人が人質を取った後の展開を中心に描かれます。男は謝罪や補償を求める中で、メディアに出演するなど異常な行動を始め、世間は彼に対して非難と同情で二分されます。膠着状態の中、警察が突入に備える準備を進めると、ついに犯人と不動産会社の社長が電話で話し合う場面が訪れますが、果たしてその会話はどのような方向に進むのか?
監督とキャスト
この作品を手掛けたのは、アカデミー賞受賞監督のガス・ヴァン・サントです。彼は『グッド・ウィル・ハンティング』や『ミルク』などの名作で知られ、今回も期待を裏切らない作品となっています。主演には『IT』シリーズで知られるビル・スカルスガルドが実際の犯人トニー・キリシスを演じ、人質役にはNetflixの人気シリーズ『ストレンジャー・シングス』のデイカー・モンゴメリーが登場します。また、事件を担当するグレイブル刑事役には『ミッション:インポッシブル』シリーズでおなじみのケイリー・エルウィスが、地元TV局のレポーター役には『ゼイ・ウィル・キル・ユー』のマイハラ、ラジオ番組のDJ役にはアカデミー賞受賞者のコールマン・ドミンゴがキャスティングされています。
さらには、不動産会社社長役に名優アル・パチーノが出演し、豪華なキャスト陣が話題を呼んでいます。映画は昨年のベネチア国際映画祭でワールドプレミア上映され、大絶賛を受けました。今年1月には全米公開され、映画レビューサイト“ロッテントマト”でも92%フレッシュという高評価を記録しています。
ポスタービジュアルと予告編の内容
公開されたポスタービジュアルでは、犯人トニーが人質のディックを取り押さえる瞬間と、その背後に警察が待機している緊迫感が表現されています。トニーが完全に主導権を握っている状況が一目でわかります。そして予告編では、トニーが人質を取った直後、デッドマンズ・ワイヤーの説明を電話で行うシーンから始まります。警察が包囲する中、トニーはパトカーを奪って逃走し、自身が被った悲惨な状況を主張します。
また、人質社長のホールは、息子を人質に取られても冷静さを保ち、自らの潔白を訴え続けます。トニーの熱烈なファンであるDJフレッドも、状況を伝えるため緊張の中で番組を放送します。トニーは、マスコミを立てこもり現場に呼び寄せ、生放送の記者会見を強行すると、彼の言葉に全米が反応し、世間の意見は真っ二つに分かれます。
トニーが見せる涙ぐむ表情、捕らわれるディックの微笑みなど、ヴァン・サント監督ならではのドラマチックな要素が散りばめられています。警察が困難な状況にある中、ついにトニーとホール社長の電話会談が実現しますが、ホールの答えはまさかの「NO」。この予告編は、最悪の結末を予感させる形で幕を閉じます。
気になる結末
映画『デッドマンズ・ワイヤー』の結末がどのように描かれるのか、公開までの間、期待が高まります。緊迫感あふれる人質事件を描いた本作、ぜひ劇場でその結末を見届けてください。