オインクゲームズと鎌倉市の新たな取り組み
ボードゲーム制作を行う株式会社オインクゲームズが、2025年に鎌倉市からの公認を受けた新作ボードゲーム『フェアトレードのおみやげ』を発表し、5月9日(金)に松尾崇鎌倉市長への表敬訪問が行われました。この訪問では、同ゲームの発行報告とともに、フェアトレードに関する普及啓発の意義が議論されました。
フェアトレードタウンを背景にした新ゲームの魅力
『フェアトレードのおみやげ』は、鎌倉市の「フェアトレードタウン」の理念をもとに開発されたボードゲームです。プレイヤーはカマクラと呼ばれる舞台で、様々なおみやげを探しながらフェアトレードの価値を学びます。このゲームは家族全員で楽しむことができ、子どもから大人まで広い年齢層に親しまれています。
鎌倉市は、2025年に日本国内で7番目のフェアトレードタウンに認定されたことから、地域の振興とともに、国際的なフェアトレードの重要性を認識していることが伺えます。
環境に配慮したゲームデザイン
オインクゲームズでは、ただ楽しいゲームを提供するだけでなく、環境への配慮も重視しています。『フェアトレードのおみやげ』は、サトウキビの搾りカスから作られたバガスペーパーを使用し、持続可能な製品としての側面も持っています。この取り組みは、環境保護と教育の側面を両立させるものであり、消費者にも新たな選択肢を提供します。
ゲームの詳細と発売情報
このボードゲームのプレイ人数は2から5人で、対象年齢は8歳以上、約30分で楽しむことができます。ゲーム内容には、おみやげタイル、ダイス、コマなどが用意されており、戦略的におみやげを集める楽しさが味わえます。また、2025年5月17日(土)・18日(日)に開催される「ゲームマーケット2025春」での限定販売に先駆けて、5月23日(金)からはオインクゲームズの公式オンラインショップで一般発売も予定されています。
今後の展望
オインクゲームズは今後も、デジタルとアナログそれぞれのメディアを融合させ、人々の日常に楽しさと豊かさを提供するゲームを開発していくことを表明しています。新作ゲームの発売を通じて、楽しみながら社会貢献にもつながる活動を進めていく姿勢が注目されます。
鎌倉市、そしてオインクゲームズが協力し合って進めるこのプロジェクトは、地域に根ざした取り組みとして多くの人々に支持されることでしょう。今後の展開にぜひご注目ください。