朗読アプリ『推し文庫』が登場！豪華キャストで新たな読書体験を提供

朗読アプリ『推し文庫』が登場！

2025年5月30日、SHIBUYA TSUTAYA IP書店が新たな音声コンテンツサービス『推し文庫』をリリースする。このサービスは、宝塚歌劇団のOGや人気声優、アイドル、さらにはVTuberや俳優による朗読コンテンツを提供し、ユーザーに新たな読書体験を楽しんでもらうことを目的としている。

サービスの背景

近年、オーディオコンテンツの人気が高まる中、多忙な現代人に向けて音声と読書を組み合わせるサービスが求められていた。また、「忙しくて小説を読む時間がない」といった声も多い。このニーズに応える形で、株式会社CoDaMaが「あなたの推しが、物語を紡ぐ。」というコンセプトのもとに『推し文庫』を開発した。これにより、ユーザーは没入感あふれる朗読体験をスマートフォンで手軽に楽しむことができる。

豪華キャスト陣による朗読

朗読者陣は、十碧れいやや空乃みゆ、和海しょうなどの元タカラジェンヌ、さらには水川美南（モデル・ラジオパーソナリティー）、響木アオ（VTuber）、上遠野太洸や相馬理（俳優）といった多才なキャストが揃っている。各作品ごとに最適なキャスティングを行うことで、その物語の魅力を十分に引き出すことを目指している。たとえば、十碧や空乃が朗読する『最後の医者は桜を見上げて君を想う』は、彼女たちの表現力によって聴く側の心に響くものになるだろう。

配信予定作品

リリース時には、ミステリー作品を中心にいくつかの話題作が用意されている。具体的には、以下のような作品が予定されている。

- 『最後の医者は桜を見上げて君を想う』
- 『最後の医者は雨上がりの空に君を願う（上下巻）』
- 『最後の医者は海を望んで君と生きる』
- 『恋のヒペリカムでは悲しみが続かない（上下巻）』
- 『殺人鬼（サイコパス）狩り』
- 『18禁日記』

今後はより多くの人気作品の朗読化や、ユーザーからのリクエストによる企画、さらにオリジナル作品の制作へと幅を拡げていく予定だ。

ユーザー参加型企画の展開

『推し文庫』では、ユーザーが自分の「推し」に朗読してほしい作品をリクエストできる企画を実施している。この企画は、好みのキャストに自分の好きな小説を朗読してもらおうというもので、ユーザー参加型の新しい試みとなる。リクエストはSHIBUYA TSUTAYAの店頭にある『推し文庫』専用コーナーでも受け付けている。

利用方法と特徴

『推し文庫』の利用は、オンライン販売サイトから作品を購入し、専用のスマートフォンアプリ（iOSのみ）に追加するというシンプルな流れだ。ユーザーは、オフラインでも聴けるため、通勤や移動中でもストレスなく楽しむことができる。また、声優陣は宝塚OGや実力派の声優など豪華な顔ぶれが揃っており、物語の臨場感を高めるポイントとなっている。

SHIBUYA TSUTAYAの新しいカルチャー

SHIBUYA TSUTAYAでは、地下2階から地上8階までを使い、多様なテーマに分けて構成された空間を提供している。ここでしか出会えない体験を通じて、ユーザー同士がつながり、新たな価値を生み出すことを目指している。『推し文庫』が加わることで、このカルチュア・インフラがさらに充実することが期待される。今後の展開にぜひ目を向けたい。