庭園文化を発信
2025-02-10 13:56:20

スリーアールと石原和幸氏が手を組み庭園文化を世界に発信

スリーアール、石原和幸との業務提携



福岡市に本社を構えるスリーアール株式会社は、世界的な庭園デザイナーであり、数々の賞を受賞している石原和幸氏と業務提携を結びました。このコラボレーションにより、同社が展開する盆栽や生け花道具をはじめとしたブランド「Wazakura Japan」と、石原氏のデザイン力を融合させ、日本の伝統的な庭園文化を国内外に広げることを目指します。

石原和幸氏は1958年に長崎県で生まれました。22歳で生け花の名門「池坊」に入門し、花と緑への深い愛情から、自身の庭作りに取り組むことになります。その後、苔を用いた独自の庭園スタイルを確立し、国際的には「英国チェルシーフラワーショー」という舞台でその才能を発揮しました。驚異的な実績として、2004年からは16回連続受賞、うち12回がゴールドメダルという輝かしい結果を残し、エリザベス女王からも「緑の魔術師」と称賛されるに至りました。

一方、「Wazakura Japan」は2019年に誕生したブランドで、盆栽や生花道具を専門に取り扱っています。このブランドの特筆すべき点は、日本各地の職人によって製造される100% Made in Japanの製品にあります。特に、燕三条や信楽などの地域で設計される鋏や剣山は、日本の伝統的な職人技術を駆使して作られており、品質の高さが愛好家たちから高く評価されています。

この提携を通じて、スリーアール株式会社は日本庭園文化をより多くの人々に知ってもらうことを目指しています。石原氏の独自の庭園デザインノウハウと「Wazakura Japan」の高品質な製品を組み合わせて、さらなる洗練された園芸商品を生み出し、新たな市場を開拓していく狙いです。また、国内外の展示会やワークショップを通じて、日本庭園の魅力を広く伝え、伝統文化の普及とその発展に寄与していく方針です。

スリーアール株式会社と石原和幸デザイン研究所の概要



スリーアール株式会社は、2001年に設立され、顕微鏡や医療機器の製造・販売をはじめ、PC周辺機器やデジタル機器、太陽光発電事業、ソフトウェア開発、さらには日本製品の海外販売など多岐にわたる事業を展開しています。

一方、石原和幸デザイン研究所は2009年に設立され、造園設計やフラワーデザイン、ガーデニングに関する専門的な施策を行っています。庭園管理やガーデニングセミナーの開催も手掛け、ガーデニング関連のイベント企画・実施にも力を入れています。

今後も、スリーアールと石原和幸氏の提携が、日本の庭園文化を世界に発信し、新たな価値を創造することが期待されています。


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