交通新聞社、3つ星認定取得の快挙
株式会社交通新聞社が、女性活躍推進企業の最高位である「えるぼし」3つ星の認定を取得しました。この認定は、厚生労働省が行うもので、女性の就業環境の改善やキャリア形成を推進する企業に贈られます。
「えるぼし」認定とは?
「えるぼし」は女性活躍推進法に基づいて設立され、採用、継続就業、労働時間などの働き方、管理職比率、多様なキャリアコースの5項目が評価されます。交通新聞社はこれら全ての基準をクリアし、見事3つ星を獲得しました。
先進的な取り組み
交通新聞社は2023年8月には「プラチナくるみん」認定も取得しており、これは育児支援に対する高い評価です。出版社として「プラチナくるみん」と「えるぼし」の両方を持つ企業は極めて珍しく、その先駆的な姿勢が注目を集めています。
中期経営計画「CHANGE & CHALLENGE」
同社の中期経営計画では、「お客さま起点の価値創造」を掲げ、社員をステークホルダーの一員と位置づけています。今後も社員のライフスタイルを大切にしつつ、能力を最大限に引き出す職場づくりを進めていくことが約束されています。
具体的な取り組み
交通新聞社では、以下のような多岐にわたる取り組みが実施されています。
女性の継続就業とキャリア形成支援
- - 育児・介護・不妊治療との両立支援制度
- - 育児休業後の復職支援
- - 小学校卒業まで利用できる短時間勤務制度
- - 女性社員フォーカスのキャリア研修
柔軟な働き方の推進
- - コアタイムなしのフレックス制度
- - テレワーク制度の導入
- - 有給休暇の計画的取得促進
ダイバーシティ推進活動
- - 多様性に関する取り組みを横断的に行い、育児や介護、LGBT、障がい者雇用など様々なテーマで情報発信
結果と影響
交通新聞社の取り組みは成果を上げており、2001年以降、女性の育児休業からの復職率は100%を維持しています。さらに、2021〜2024年度の男性の育児休業取得率も66.7%に達しており、男女ともに充実した働きやすい環境が整えられています。
今後も同社は、持続可能で豊かな社会の実現に向け、社員一人ひとりがそれぞれのライフスタイルを大切にしつつ、さらなる成長を促進する企業であり続けることを目指しています。