株式会社indentが運営する創作プラットフォーム「Nola」は、70万人の作家と企業を結びつける重要な仕組みです。今回、Nolaの「編集部の掲示板」で生まれた作品が書籍化され、そのタイトルは『幽子さんの心霊鑑定』です。著者はしんいち氏で、出版社は株式会社文響社。書籍は2026年8月6日から全国の書店や電子書籍ストアで購入可能です。
この書籍化プロジェクトは、作家たちが自らの作品を編集部に提出できる場を提供し、企業が求める新しい原作を探し続けるという、双方にメリットをもたらすものです。indentはこれまでにも、メディアミックスに対応した様々な作品をプロデュース。300万点を超える作品群の中から、各レーベルに適した原作を提案してきました。
『幽子さんの心霊鑑定』は、しんいち氏の商業デビュー作として評価されています。物語は、霊感を持つ少女・幽子と幼馴染のしんいちが組み、不可思議な現象や事件に立ち向かう姿を描いています。視えないものを視る力を持つ幽子が周囲の様々な謎を解決する中で、彼女自身の内面や過去にも目を向ける内容となっています。この作品は、従来のホラー作品とは一線を画し、オカルトと人間ドラマが絡み合った魅力的なストーリーです。
あらすじは、影森高校に通う杉本新一が、霊能力を持つ幼馴染の幽子と共に奇妙な依頼を受けるところから始まります。おどろおどろしい怪異や、心霊現象が次々と現れる中で、彼らはそれを解決していくと同時に人間の情念や隠された感情についても対峙していきます。そして物語が進むにつれ、幽子自身が人との関わりをどう捉え、成長をしていくのかが描かれています。
編集部からのコメントによると、この作品はただ怖さを感じさせるだけではなく、読み進めることでキャラクターたちの人間らしさや複雑な感情に触れることができる点が評価されています。物語は全6編から成り、544ページの大分量で展開。これまでのホラー小説とは異なるアプローチで、人とオカルトがどのように交わるのかを知ることができます。
しんいち氏は、二人の主人公を通して織りなされる物語に対して、感情移入をせざるを得なかったと述べています。思わず共感を呼び起こすキャラクターたちの掛け合いは、オカルトファンだけでなく、広いジャンルの読者にも受け入れられる予感がします。
この書籍化を受けて、今後も作家と企業の架け橋となるべく、indentはより多くの作家を支援し続ける姿勢を崩しません。作家としての商業デビューを希望する方々には、新たなチャンスが待っていることでしょう。Nolaプラットフォームでの創作活動を通じて、個性溢れるたくさんの作品が発掘されることを期待しています。これからの動向にぜひ注目していきたいところです。