ポツンと神社の魅力
2025-03-25 12:22:27

田んぼのまん中にポツンと佇む神社の魅力を収めた写真集

田んぼのまん中にポツンと立つ神社の魅力



農村の風景には、心を惹きつける何かがあります。中でも、田んぼの真ん中に静かに佇む小さな神社は、じつに特別な存在です。2025年3月26日に発売予定の『田んぼのまん中のポツンと神社』という写真集は、これらの神社を全国各地から集めたもので、訪れる人々の心を捉える美しい瞬間を捉えています。

この本を手掛けたのは、交友関係の広い写真家、えぬびい氏。彼は2022年頃からSNSを通じて、「田んぼのまん中にポツンとした神社」を写真に収める活動を始めました。その写真は瞬く間に人気を集め、1枚あたり4万を超える「いいね!」が寄せられることもありました。その魅力は、まさに日本の風景の中に埋もれた懐かしさや冒険心を呼び起こすものです。

心の風景としての田んぼと神社



田んぼの真ん中にある神社は、ほとんどが小さな祠であり、地図に登録されていない場合も多々あります。えぬびい氏は、衛星写真を使ってその存在を探し、木立などを目印にして見つけ出します。これらの神社は、春には水に浮かぶような光景を、夏には稲穂の草原に囲まれて豊作を見守る姿を見せてくれます。秋には黄金色に輝く田んぼの中で微笑み、冬には雪に覆われ静かに佇んでいます。巡りゆく季節ごとに、各神社は異なる顔を持ち、訪れる人々を魅了します。

季節の移り変わりと写真の魅力



この写真集では、春夏秋冬それぞれの神社の表情を捉えています。春の新緑、夏の豊穣、秋の収穫、冬の静寂。様々な姿で私たちを迎えてくれます。えぬびい氏は本書で、日本人の原風景としての神社と田んぼの関係についても触れています。古くから日本人の生活に根ざした風景が、こうした神社の存在を生んでいるのです。

コラムで深める知識



さらに本書には、田んぼの中に神社が生まれる背景についてのコラムや、ポツンと神社の神様、神使図鑑を収めたページもあり、単なる写真集以上の価値があります。これらは、読者に新たな気付きを与え、神社への理解を深める材料ともなるでしょう。えぬびい氏は、ポツンと神社を「ポツ神(ポツジン)」と親しみを込めて呼び、独特の愛着を持つ表現をすることで、より身近に感じさせています。

結語



写真集『田んぼのまん中のポツンと神社』は、まさに日本の心を映した作品です。遠くの風景としてではなく、私たちの日常の一部として、これらの神社を身近に感じる手助けをしてくれるでしょう。多くの人にこの魅力を伝えるために、ぜひこの写真集を手に取って、その美しさに触れてみてください。心温まる日本の風景が、あなたを待っています。


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