30~50代女性の料理に関する意識調査
2025年6月号の特集「ラクなのにそそるおかず」では、全国の30~50代女性を対象に、「料理をつくるときに気にしていること」について調査を行いました。読者モニターとして298人が参加し、その結果が明らかになりました。
調査結果の概要
まず、最も多くの支持を集めたのは「栄養バランス」で、13.9%の人が重視していると答えました。次いで「おいしさ」が12.5%、そして「家族が喜ぶか」が11.8%と続きました。この結果から、時短や調理工程の簡便さよりも、味や家族の反応を気にする傾向が伺えます。
また、最近の物価高騰の影響からか、「食費節約」を重視する人も多く、9.5%がこれを選びました。全体として、女性たちは家族の健康や喜びを優先しつつ、家計にも配慮していることがわかります。
以下は、調査の詳細とともに、ESSEフレンズエディターの意見をご紹介します。
| 順位 | 気にしていること | 割合 |
|---|
| -- | ----- | --- |
| 1位 | 栄養バランス | 13.9% |
| 2位 | おいしさ | 12.5% |
| 3位 | 家族が喜ぶか | 11.8% |
| 4位 | 食費節約 | 9.5% |
| 5位 | 時短 | 8.7% |
| 6位 | 料理工程の手軽さ | 8.3% |
| 7位 | ボリューム | 5.8% |
| 8位 | 品数 | 5.7% |
| 9位 | タンパク質 | 4.6% |
| 10位 | 見栄え | 4.0% |
読者エディターの意見
三人の「ESSEフレンズエディター」からも興味深いコメントが寄せられました。
きくともさん(ライフオーガナイザー、52歳)
彼女は高校生の娘を持つ母として、「時短や工程の手軽さがより注目されていると思っていたが、栄養やおいしさ、家族の好みが重視されることに驚いた。家族を思う意識が強いと感じた」と述べています。また、彼女は麹調味料を取り入れ、さまざまな料理に活用しているとのこと。
高橋香織さん(整理収納アドバイザー、41歳)
3児の母である高橋さんは、栄養バランスは自己流の思い込みが多いと指摘。プロの知識を取り入れたい気持ちを持っているそうです。「子どもが増えてから、食べる量が増えたため、自分で作る方が負担少ない」との意見もあります。
むらさきすいこさん(整理収納アドバイザー、47歳)
2人の息子を持つ彼女は、栄養バランスやおいしさを最優先していることに共感する一方、「時短や手軽さ」への関心が薄いことに驚きを感じているそうです。彼女はミールキットを活用し、調理の手間を減らしつつボリュームを出す工夫をしています。
まとめ
この結果から、ESSEフレンズエディターたちが「栄養バランス」に対する高い意識を持っていることがハッキリしました。また、時短や手軽さに不安を抱く一方で、家族の好みに応じた料理を考える愛情深い姿勢が伝わります。これからも忙しい日々の中で、家族や健康を考えた料理のアイデアが求められています。
【ESSEフレンズエディターとは?】
ESSEフレンズエディターは、厳正な審査を経て選ばれた、全国のESSE読者の代表組織です。様々な家事や節約の工夫に関するコンテンツを制作し、実際の体験を元にした情報を発信しています。今後も新商品や話題のアイテムのレビューを行い、より多くの読者に役立つ情報を提供して参ります。