大野修 個展「Bug-Fi」
2025-08-20 12:54:35

大野修の新個展「Bug-Fi」が東京・西麻布で開幕、魅力的な音と彫刻の融合

大野修 個展「Bug-Fi」が開催



2025年9月3日から27日まで、東京・西麻布の【WALL_alternative】にて、大野修の個展「Bug-Fi」が開かれます。昨年の個展から2年ぶりとなるこの展示では、47点の新作を含む数々の作品が展示され、音と映像が融合した新しいアート体験が提供されます。

大野修は、音楽カルチャーを基盤にした独自の視点で彫刻作品を制作しているアーティストです。彼の創作活動は、「衝動」を原動力に、プラスチックや廃材、使えなくなった楽器といった日常の素材を組み合わせた「ブリコラージュ」と称される手法を用いています。この手法により、彼の作品は見る者に深い印象を与えます。

展覧会のテーマ「三角錐」と物語性



本展のテーマには、「三角錐」が選ばれています。この形状は、立体の最小単位とされ、大野修の代表作《Chunk》シリーズにも関連しています。《Chunk》シリーズは、無数の形が重なり合う構造が特徴で、展覧会ではその最小単位である三角錐とブリコラージュ作品との対比を通して、作品に秘められた物語を際立たせることが狙いです。

新しい試みとサウンドアート



また、今回の個展では大野修が1990年代のオルタナティブロックから影響を受けた音源を基に、音楽家・梅原徹とのコラボレーションによるサウンドアート作品も初めて発表されます。訪れた人々は、彫刻と音のインスタレーションを同時に楽しむことができ、視覚と聴覚の両方から刺激を受けることができるでしょう。音源作品は特別に製作されたパッケージで販売される予定です。

イベント情報



初日の9月3日にはOPENING RECEPTIONが開催され、大野修本人も在廊します。参加希望者は事前に申し込む必要があります。さらに、9月13日には大野修と梅原徹によるトークセッションや特別演奏も行われます。
(申し込みURLはこちら: トークセッション申し込み

福岡県の食材を使用した特別メニュー



展示会期間中、併設されるバーでは、大野修の故郷である福岡県のワイナリーとコラボレーションによる特別メニューも提供されるなど、アートだけでなく食文化も楽しめる内容となっています。

結論



大野修の「Bug-Fi」展では、視覚と聴覚の両面から新しいアート体験が提供されます。音響機器における再現性を表す「Fi」としての「忠実度」と、バグや欠陥というテーマが見事に融合した作品群は、アートの新たな可能性を感じさせます。この機会にぜひ、展覧会に足を運んでみてはいかがでしょうか。心に残るアートの体験が待っています。


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