天龍ラーメンの特別なイベント
福岡県糟屋郡志免町にある「天龍ラーメン」が、創業54周年を記念して特別なイベント「注文をまちがえる料理店」を開催します。このイベントは、2026年9月21日、世界アルツハイマーデーに実施され、認知症の方々を接客スタッフとして迎え入れるものです。
この取り組みは昨年に引き続き2回目となりますが、天龍ラーメンが掲げる「ラーメンで誰かを笑顔に」という理念に基づいています。ただ美味しいラーメンを提供するだけではなく、多くの人々の笑顔を生み出すことを目的としています。
笑顔の連鎖を目指して
「注文をまちがえる料理店」には、認知症の方々が実際に注文を受けたり、料理を運んだりする役割を担います。この際、お客様からの注文が間違ってしまうこともあるかもしれませんが、天龍ラーメンはこの事態を「まちがえても大丈夫」と捉え、周囲の皆さんがそれを含めて楽しむ姿勢を大切にしています。こうしたコミュニケーションを通じて、人と人との温かい絆を深めることができると信じています。
昨年のイベントでは、認知症の方々が頑張る姿や、それを受け入れるお客様の笑顔が印象的でした。この一年、私たちは「ラーメンが生み出す笑顔」は食事の場にとどまらず、その先に続いていくものであると感じるようになりました。
認知症についての理解を促進
「世界アルツハイマーデー」に行われるこのイベントは、認知症について考える機会でもあります。認知症と聞くと、「できないこと」に注目しがちですが、実は「できること」がたくさんあるということを皆で再認識しましょう。誰かと会話を交わし、料理を運び、感謝の言葉を受け取る。そしてその中で、自分自身が笑顔になれる体験を共有できることが大切だと天龍ラーメンは考えています。
社会貢献と「シェアケーキ」プロジェクト
創業54周年を祝うこの特別な日、天龍ラーメンはイベントの売上の一部を認定NPO法人チャリティーサンタが運営する「シェアケーキ」プロジェクトに寄付することを決定しました。このプロジェクトは、経済的な理由で誕生日のお祝いを諦めた家庭に、誕生日ケーキを届ける活動です。子どもたちに「あなたが生まれてきて嬉しい」というメッセージを届けることを目的としています。過去5年間で、17,000台のケーキが全国の子どもたちに届けられました。
終わりなき笑顔のつながり
「注文をまちがえる料理店」では、認知症の方々の笑顔が周囲に広がり、お客様自身もその笑顔を受け入れます。その笑顔が、ラーメンを通じてさらに新しい笑顔を生み出し、最終的には料理を提供された子どもたちの笑顔にもつながります。この「笑顔の連鎖」という考えこそが、天龍ラーメンが理想とする社会です。
天龍ラーメンの理念の深化
天龍ラーメンを運営する森崎龍之介代表は、この理念について「ラーメンで誰かを笑顔に。という意味を、さらに深く考えさせられる機会となりました」と語ります。美味しいラーメンを提供することは当然ですが、その先に待っている笑顔を生み出すことにこそ意義があると強調しています。54周年のこの日、社会への貢献を形にしたいと考えています。
開催詳細
「天龍ラーメン54周年祭『注文をまちがえる料理店2026』」は、2026年9月21日(月・祝)に福岡県糟屋郡志免町の天龍ラーメン志免本店で実施される予定です。認知症の方々が接客し、お客様と交流する機会を設けつつ、特別な日を通して新たなコミュニティを育んでいくことを目指しています。
皆様の参加をお待ちしております。