こうの史代展覧会
2025-11-20 15:51:50

全国巡回中のこうの史代展覧会、熊本で漫画表現の魅力を再発見!

こうの史代展覧会が熊本に登場!



1985年から活動を開始した漫画家、こうの史代の画業30周年を記念する大規模な展覧会『漫画家生活30周年 こうの史代展』が、熊本市現代美術館にて2026年1月4日から3月8日まで開催されます。この展覧会は、こうの史代の代表作である『夕凪の街 桜の国』や『この世界の片隅に』など、さまざまな作品とともに500枚以上の原画や資料を通して、彼女の創作の軌跡を辿ります。

熊本にみるこうの史代の魅力



こうの史代は、デビュー以来一貫して一人で作品を仕上げているため、彼女の原画は「一枚の絵」としての魅力を煌めかせています。それぞれの作品は愛らしいタッチで描かれつつ、独特の柔軟さと力強さを表現しています。展覧会では、デビュー以前の作品から最新作までを網羅し、漫画表現の無限の可能性を体験できます。

また、熊本県は近年「マンガ県くまもと」を掲げ、漫画文化の発展に力を入れています。この展覧会は、熊本の漫画の重要性を示すと同時に、こうの史代という才能の多様性を伝える機会となります。

展示内容について



展示されるのは、こうの史代の漫画原画だけではありません。カラーイラストや挿絵、さらに絵本原画、制作メモなど、彼女の漫画に関する貴重な資料が多数展示されます。その中には、これまで公開されなかったデビュー前の原画や、彼女自身の手によるスケッチブックも含まれます。特に注目すべきポイントは、こうのがアシスタントを起用せず、一人で全てを手がけた原画が持つ「生」や「瞬間」の魅力です。これにより、観覧者も直接彼女の描く世界に触れられるのです。

参加型イベントも充実



展覧会会期中には様々なサイドイベントも予定されています。1月4日にはこうの史代によるトークイベントが開催され、彼女の漫画の裏話や日常生活について楽しく語られる予定です。また、ライブペインティング、熊本の民謡「おてもやん」をテーマにした漫画ワークショップ、ラクガキワークショップなど、参加者が直接こうの史代と触れ合える機会も用意されています。これらのイベントは、参加者が実際に創作する楽しさを体験できる貴重な機会です。

概要



  • - 展示タイトル: 漫画家生活30周年 こうの史代展
  • - 会期: 2026年1月4日(日)-3月8日(日)
  • - 会場: 熊本市現代美術館 ギャラリーⅠ・Ⅱ
  • - 開館時間: 10:00-20:00(入場は19:30まで)
  • - 休館日: 火曜日
  • - 観覧料: 一般1,300円、シニア1,000円、学生800円、中学生以下無料

最後に



こうの史代の作品を一度見たことがある方も、初めて彼女の作品に触れる方も、この展覧会を通じて新たな発見や感動を体験できるはずです。一人の漫画家としての彼女の道のりを共に歩むこの機会は、熊本の文化的な懐の深さを再認識させてくれるでしょう。観覧者一人一人が、こうの史代の創作に触れることで、彼女の漫画表現が持つ独自の魅力を感じ取っていただけることでしょう。


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