映画『ゆきてかへらぬ』が待望のBlu-ray／DVDで登場！

映画『ゆきてかへらぬ』、Blu-rayとDVDが発売決定！

2025年9月24日、映画『ゆきてかへらぬ』の販売が開始されます。この作品は、大正時代の京都を舞台にした純愛の物語で、豪華キャストとともに新たな映像体験を届けます。監督は根岸吉太郎、脚本は田中陽造など、日本映画界の巨星たちのタッグによる作品です。

16年ぶりの再タッグ

監督の根岸吉太郎と脚本家の田中陽造のコンビは、『ヴィヨンの妻～桜桃とタンポポ～』以来実に16年ぶりです。日本映画史に名を刻む田中の脚本によって、かつて実現できなかったストーリーが映像化されました。根岸にとっても、この作品が16年ぶりの新作となります。

魅力あふれるキャスト

本作の見どころは、何と言ってもキャストの魅力です。広瀬すずが演じるのは、実在の女優長谷川泰子。生まれながらのアーティストである二人の男に愛されながらも、自身の夢に向かう姿をリアルに表現しています。また、木戸大聖が演じるのは、若き詩人・中原中也。彼は年上の女性に対して無邪気でありながらも、内面には葛藤を抱えています。そして、岡田将生が演じる文芸評論家、小林秀雄は、堂々とした大人の色気を持って仲間との絆を深めていきます。

この三人の関係性は、ただの三角関係にとどまらず、独自の人間模様を描いています。彼らの複雑な愛情が交差する様子は、観客に深い感情を残すことでしょう。

大正時代の世界観

さらに本作の魅力の一つは、大正時代の美しい街並みと豪華な衣装です。時代背景を忠実に再現した映像は、視覚的な楽しさを提供し、作品の中に没入するための重要な要素となっています。

キャストとスタッフ

- キャスト

広瀬すず
木戸大聖
岡田将生
田中俊介
トータス松本
瀧内公美
草刈民代
カトウシンスケ
藤間爽子
柄本佑

- スタッフ

監督：根岸吉太郎
脚本：田中陽造
音楽：岩代太郎
主題歌：キタニタツヤ「ユーモア」（ソニー・ミュージックエンタテインメント）

ストーリー

物語は大正時代の京都から始まります。20歳の女優、長谷川泰子は17歳の学生・中原中也と運命的な出会いを果たします。互いに少々虚勢を張りながら惹かれていく二人は、やがて共同生活を始めます。そんな彼らのもとを、文芸評論家の小林秀雄が訪れる。小林は中也の詩才を高く評価し、中也も彼の存在を誇りに思います。しかし、小林と中也の関係を目の当たりにした泰子は、自身が二人に置いていかれているように感じ始めます。やがて、小林は泰子の魅力に気づき、三人の間に複雑で独特な関係が生まれていくのです。