鈴木貴宏、自由が丘で「かんむり家」オープン
この夏、ラーメン職人鈴木貴宏が自身の店「かんむり家」を8月3日に東京・自由が丘にオープンする。25年のキャリアを持ち、名だたるラーメン店で腕を磨いてきた鈴木氏が、遂に念願の独立を果たす。
有名家系ラーメンでの経験
鈴木氏がラーメン職人としての道を歩み始めたのは、山形から上京してからのこと。美容師を目指していた彼が、あるラーメン店のスタッフの勧めでキッチンに立つことになった。この出会いが、彼の人生を一変させたのだという。鈴木氏は「初めは遊び感覚だったが、ラーメンの世界にどんどん魅了されていった」と振り返る。
小栗社長との出会い
彼が修行を始めたのは、中野区の「野方ホープ」。小栗社長のもとで、家庭的なアプローチからラーメン作りを学んだ。「経験豊富な小栗社長に可愛がられていた時期は、本当に贅沢だった」と鈴木氏は感謝の思いを述べる。
しかし、社長が亡くなり経営陣が変わってから、鈴木氏は新たな道を探ることに。数年の修行を経て、味噌ラーメンの有名店で責任者を任されるようになった。しかし、自分の表現したいラーメンと異なるため、心の中には常に葛藤があったという。
再びのスカウトと成功の波
そんな中、鈴木氏は家系ラーメン企業からのオファーを形で受け取る。これは自身が経験した中で唯一の、2度目のカウンター越しのスカウトだった。迎え入れてくれた企業での17年は実に充実したものだったが、どこか彼の心の中には独立への思いがくすぶっていた。
特に、店舗の立ち上げやメニュー開発を任される中で、「自分が作るラーメン」の大切さを実感していった。当初はプレッシャーで挫折も経験したが、その経験が彼を強くした。
新たな自分、かんむり家のオープン
そして、鈴木氏は今、夢に向けて舵を切る決断を下した。「自分のラーメンを作りたい」という思いから、独立の道に進むことになった。2026年8月3日、鈴木氏の長年の夢がついに実現し、「かんむり家」がオープン。自らの手で作り上げたラーメンを、多くの人に味わってもらいたいと彼は願っている。
オープン当日には特別なトッピングパスポートや、サービス券が用意されるとのこと。鈴木氏が織りなすラーメンの味わいを、ぜひ体験してほしい。
未来への展望
「最終的には、自分の子どもと一緒にラーメン店を持ちたい」という鈴木氏。独立を果たした今、彼は新たなステージへの第一歩を踏み出した。「かんむり家」がどのような進化を遂げるのか、注目が集まる。