スターツ出版のライト文芸レーベル「スターツ出版文庫」および「スターツ出版文庫アンチブルー」が、2023年5月28日(水)に新刊を発表します。近年、若者を中心に人気を集めるこのレーベルでは、新しい才能の作品が続々と登場しており、注目の本を手に入れるチャンスです。特にウェブ小説の場である「野いちご」や「Berry’s Cafe」「ノベマ!」での傑作も多く、待ち望まれているファンも多いのではないでしょうか。
今回の新刊は、「青春テロリズム」、「死んだ彼女が遺した日記」、「最底辺の少女は龍神の最愛花嫁」、「拝啓、鬼の旦那様離婚を申し出たのに、愛されています」の4作品。いずれも強いストーリー性と独自の魅力を持つ作品ばかりです。
青春テロリズム
まずご紹介するのは、朱宮あめ著、京一イラストによる『青春テロリズム』です。主人公は高校2年生の亜子。彼女は過去にいじめを受けていたため、クラスでの存在感を確立することが彼女の生き残り戦略でした。美人で優しい同級生みやびとの友情を構築し、理想的な学生生活を送っていた亜子ですが、思わぬ出来事により完璧な日常が揺らぎ始めます。今作はいじめをテーマにしており、主人公がどのようにして立ち向かっていくのかが大きな見所です。
死んだ彼女が遺した日記
次は、菊川あすか著、U35イラストの『死んだ彼女が遺した日記』。平凡な高校生の渉は、好きだったクラスメートが余命半年であることを知らされます。ショックを受けつつも、彼女に気持ちを伝えようと奮闘する渉。彼女の死後に届いた日記と手紙が彼の運命を大きく変えていくのです。この物語は、死を通じて新たな恋愛と自己発見を描いた感動のミステリーと言えるでしょう。
最底辺の少女は龍神の最愛花嫁
さらに、朝比奈希夜著、さくらもちイラストによる『最底辺の少女は龍神の最愛花嫁』では、異能の力によってすべての階級が決まる世界で、最底辺に属する少女・紗雪が強大な力を持つ龍神に出会うことから物語が始まります。彼女は「花嫁」としての役割を果たすため、やがて自分の価値に気づいていく姿が描かれます。
拝啓、鬼の旦那様離婚を申し出たのに、愛されています
最後に、中小路かほ著、琴ふづきイラストの『拝啓、鬼の旦那様離婚を申し出たのに、愛されています』。失った両親の秘密に気づいた千世が、知らずに結婚していた鬼と出会うことで始まる物語です。契約上の関係から生まれる愛情の変化が読みどころであり、最終的にどのような結末を迎えるのかが注目です。
これらの作品は、各々のテーマやキャラクターがしっかりと描かれており、感情を揺さぶる内容となっています。ぜひ、新刊発売後には書店で手に取ってみてください。スターツ出版文庫の世界が広がることをお楽しみに!