2025年開催！京都芸術劇場春秋座で楽しむ舞踊公演の魅力

京都芸術劇場春秋座の舞踊公演が待望の開催

2025年の初夏、京都芸術劇場春秋座にて「藤間勘十郎芸術監督プログラム春秋座花形舞踊公演」が開催されます。この公演は、2024年より「実験と冒険」をテーマに掲げ、舞踊公演や講座を広く開催している注目のプログラムです。今回の舞踊公演では、新作舞踊劇『小栗判官車街道』が初お披露目され、舞踊二題『華舞競歌舞伎彩』もご覧いただけます。

開催概要

- 日時: 2025年6月21日（土）11:00、16:00、22日（日） 11:00

開場は開演の30分前

- 会場: 京都芸術劇場春秋座（京都芸術大学内）
- 料金: 特典付きSS席 18,000円、SS席 12,000円、S席 11,000円、A席 10,000円、学生&ユース席 6,000円（指定席）
- 主催: 京都芸術大学舞台芸術研究センター

なお、未就学児童の入場はご遠慮いただいておりますので、ご了承ください。

芸術監督・演目紹介

今回の公演の特徴は、新作『小栗判官車街道』が含まれることです。この作品は「小栗判官」という伝説を題材に、舞踊劇として新たに構成されています。また、舞踊二題『華舞競歌舞伎彩』も上演され、観客の目を引く華やかさと専門的な技術が披露されます。

舞踊劇「小栗判官車街道」

この作品は、古典芸能と現代的な解釈が融合した新しい試みです。著名な俳優たちが共演し、視覚的にも聴覚的にも楽しませてくれることでしょう。特に、市川團子、若柳吉蔵、芳澤壱ろは、藤間勘十郎という実力派の面々が揃い、伝統の舞踊を新たに引き締めます。演出には春秋座ならではの演出が施され、宙乗りを取り入れるなど、幻想的な仕掛けも魅力です。

舞踊二題「華舞競歌舞伎彩」

この舞踊二題は、異なる舞のスタイルを楽しむことができます。まず『新鷺娘』では、恋心を少しずつ育てていく様子が白鷺の姿を通して表現され、情感豊かな演技が堪能できます。芳澤壱ろはによる新振付が施され、若い才能の活躍が光ります。

次に披露される『鬼揃紅葉狩』では、紅葉を狩る物語の中で出会う高貴な姫の謎が描かれ、舞の後半ではダイナミックな群舞に移行します。観客は、舞踊の魅力を心ゆくまで体感できることでしょう。

藤間勘十郎と共演者たちのプロフィール

藤間勘十郎

藤間勘十郎は、1970年に生まれ、歌舞伎の振付師としても知られています。近年、春秋座の芸術監督に就任し、舞台芸術のさらなる発展を牽引しています。

市川團子

市川團子は、伝説的な歌舞伎ファミリーに生まれ、若手ながらも多くの舞台で活躍しています。昨今の舞台でも数々の役をこなし、注目を集めています。

芳澤壱ろは

芳澤壱ろはは、伝統舞踊界の新星であり、その実力と独自の振付で多くの舞台で輝きを放っています。舞の感情を観客に届ける力を持つ若き才能です。

若柳吉蔵

若柳吉蔵は、名前だけでもその重みを感じさせる存在であり、京都の伝統舞踊の重要な伝承者の一人です。

チケット情報

チケットは、2025年3月11日（火）から友の会先行、翌日からは一般発売が始まります。全席指定制で、購買方法はオンラインストアを通じて行うことができます。学生やユースの方には特別料金も設けられているため、この機会をお見逃しなく。

託児サービス

さらに、託児サービスも利用可能なので、小さなお子様を連れた方でも安心して観劇を楽しむことができます。事前予約が必要ですので、気になる方はお早めにお問い合わせを。

この舞踊公演を通じて、日本の伝統的な舞や文化を体感できる貴重な機会です。ぜひ、2025年の初夏には京都芸術劇場春秋座へ足を運び、その魅力を存分に楽しんでください。