老後の不安を解消する新しい知識
2025年2月7日(金)、株式会社主婦の友社からの新刊『お金が貯まる健康習慣』が発売されます。この本は、老後に抱えがちな「お金」と「健康」という2つの不安について、医師の鎌田實さんと経済ジャーナリストの荻原博子さんが共著で取り組んだ対談集です。
健康こそが財産
現在、高齢化社会においては、健康であることが経済的な安定にも直結しています。特に、病気や介護にかかる費用は、健康を失うことで増加します。本書では、健康でいることがなぜ大切なのか、その理由がさまざまなデータをもとに示されています。例えば、メタボリックシンドロームの方は医療費が3万円以上も高くなることや、介護費用は約500万円が必要になると予測されています。このような実例は読者に大きな啓発を与えるでしょう。
最新の健康知識
対談の中では、これまで常識とされていた健康法が最新の研究によってどのように変わっているのかも解説されます。たとえば、卵は1日3個まで食べて良いこと、1日1万歩歩く必要はないなどが具体的に述べられています。これらの情報は、どの年代でも参考になる内容です。特にシニア世代に向けた食事の工夫や運動に関するアドバイスは、実践しやすい形で提示され、老後の生活をより良くするための手助けとなります。
お金と健康の正しい関係
本書の構成は6つのパートに分かれており、それぞれが「メタボとお金の関係」や「介護にかかるお金」に注目しています。また、コラムでは鎌田さんと荻原さんが専門的な知識をシェアし、具体的かつ実用的なアドバイスがなされています。
自分の未来を考える
特に注目すべきは、これからの生活にどのようにお金を使い、どう健康を保つかという視点です。著者たちは「幸せな高齢期」を過ごすための方法についても言及しており、「お金を残すべきか」という疑問にも正面から取り組んでいます。投資や資産管理についても、新しい視点でのアドバイスがあります。
専門家からの実践的な提案
無理のない「ちょいトレ」や、食事法といった日常生活に取り入れやすい知識が豊富に盛り込まれており、特に高齢者が実践可能な内容となっています。トイレに行くついでにできる「トイレスクワット」など、生活に密着した提案がされており、多くの読者が気軽に取り入れやすい内容です。
最後に
この『お金が貯まる健康習慣』は、未来の自分を見据えて健康とお金に関する知識を深め、心豊かな老後を実現するための一歩となるでしょう。鎌田實さんと荻原博子さんの知恵を借りて、あなたも幸せな高齢期を迎えるための準備を始めてみてはいかがでしょうか。書店やオンラインでの購入が可能ですので、ぜひ手に取ってみてください。