『Dorico 6』新機能特集
2025-05-01 10:34:20

スタインバーグの楽譜作成ソフト『Dorico 6』が新登場!進化した機能に迫る

スタインバーグが『Dorico 6』を発表



株式会社ヤマハミュージックジャパンが提供するスタインバーグの楽譜作成ソフト『Dorico Pro』及び『Dorico Elements』が、最新版『Dorico 6』としてダウンロード販売を開始しました。これにより、作曲家や音楽家たちが求める、より効率的かつ高品質な楽譜作成が実現されます。

新機能の紹介



『Dorico 6』では、さまざまな新機能が追加されています。主な魅力としては、編集作業中に自動で校正を行う校正パネルの新設が挙げられます。これにより、楽譜編集時に疑問点が浮かんだ場合、瞬時にハイライトされるので、リハーサルや録音時のストレスが軽減されます。特に、この機能は過去の作品を参考にする作曲家にとって、大変重宝するでしょう。

さらに、『Dorico 6』はカッタウェイ譜表への対応も強化されました。ルトスワフスキやリゲティ、ストラヴィンスキーなどの著名な作曲家が使用した非表示譜の簡単な作成が可能です。ワンクリックで表示できるこの機能は、特殊な楽譜編集にも対応するため、プロフェッショナルのニーズに応えます。

次に、コード記号の改良が施され、複数行での表示やカスタマイズができます。これまで以上に自由な編集が可能となり、オリジナルの楽譜を作成する際の利便性が向上します。特に、これらの改良は視覚的にも楽譜の表現力を高めます。

操作性の向上



『Dorico 6』のもう一つの重要な機能は、サイクル再生機能です。これにより、楽譜の任意の範囲をループ再生しながら編集できるため、作業中にリアルタイムで修正点を確認できるのは大変便利です。このような機能は、特に細かいパートを調整する際に有用です。

加えて、フィルビュー機能も搭載されており、画面サイズにフィットする柔軟な表示設定が可能です。このように、ひとつの画面で複数のパートを確認することができ、作業効率が劇的に向上します。

利用環境について



『Dorico 6』の動作環境も、今後の音楽制作をサポートするために強化されています。MacおよびWindows両方で対応可能で、必要なハードウェアやOSバージョンもサポートされています。特に、16GB以上のメモリが推奨されていることから、快適な動作が期待できるでしょう。

価格と入手方法



『Dorico 6』の価格はオープンプライスで、各種版が用意されています。アカデミック版もあり、学生や教育関係者が特別価格で購入できる優遇政策も実施されています。また、既存の『Dorico』ユーザーに対しては、特別優待期間が設けられ、新バージョンを無償で入手できるチャンスもあります。

まとめ



『Dorico 6』は、音楽制作を行うすべての人々にとって、非常に魅力的な選択肢です。高機能かつ使いやすいインターフェースを兼ね備えたこのソフトウェアは、作曲や編曲の新たな可能性を広げることでしょう。音楽の創造性を最大限に引き出すために、ぜひ『Dorico 6』を試してみてはいかがでしょうか。


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