新たな人生の選択肢「無定年」
高橋書店から、2026年1月23日に発売される三嶋浩子著の『“引退しない人生”をデザインする無定年の設計図』は、現代人が抱える「定年後の不安」に対して新たなヒントを与える一冊です。日本の高齢化社会において、定年を迎えることは避けられない現実ですが、同時に「引退」の概念を見直し、より豊かな人生を描くための道筋を模索する動きが広がっています。
本書では、「自分の意志で働き続けたい」と願う人々に向けて、会社が設定した定年の枠を超える方法論を提案しています。単に仕事を続けるだけでなく、趣味や学び、挑戦を通じて充実した日々を送ることが可能だと教えてくれます。「何とかなるだろう」と楽観的に構えている50代や、「もっと早く準備しておくべきだった」と感じている60代にとって、希望の光を差し込む内容となっています。
無定年の魅力と実践法
本書の中では、特に博報堂シニアビジネスフォースが提案する50代から60代向けの57のアクションが注目を集めています。具体的な活動としては、「人脈貯金」を崩さず、後輩たちに一目置かれる存在になる方法や、人気者として地域で愛されるための計画、一人でビジネスを始めてみるアイデアなど、無理のないペースで進めることが強調されています。
1章では50代特有のマインドセットについて考察し、2章では次のキャリアのための準備に役立つ情報を提供しています。3章では新たなキャリアの可能性、4章では避けるべき失敗について詳述。最後の5章では、60代に入った後も社会人としての活動を続ける意義が説かれています。
著者の経験を反映させた内容
著者の三嶋浩子さんは、博報堂での長年のキャリアを活かしつつ、シニア層のライフスタイルをクリエイティブにコーディネートすることに力を注いできました。大学でのキャリアコンサルタント資格を有し、様々なメディアや著作で貴重な知見を提供しています。シニア世代がこれからどのように新たな人生を形作るか、リアルなデータと共に具体的に示している点は本書の大きな魅力です。
この「無定年」の選択肢は、従来の価値観に囚われない生き方を提案するものであり、自らの手で未来を切り開くための道標を示しています。燃え尽きることなく、社会とのつながりを築き続けることで、自分らしい人生の構築が可能になります。読者にはぜひ、自分自身のキャリアを振り返りつつ、本書に触れていただきたいです。
結論
若い世代が進む道とは違って、高齢層の選択肢の自由度が広がることで、どの世代でも充実した生活を送ることができるでしょう。本書『“引退しない人生”をデザインする無定年の設計図』は、そんな新しいライフスタイルを提案する力強い一冊です。定価1540円(税込)で、全国書店やオンラインストアで購入可能です。定年制度に捉われず、より豊かな人生を手に入れましょう。