福岡がレギュラーシーズン最終戦を圧倒的勝利で飾る
2025年4月20日、福岡県内で行われたB.LEAGUE 2024-25シーズンのレギュラーシーズン最終戦において、ライジングゼファーフクオカが熊本ヴォルターズを84−64で下し、素晴らしい形でシーズンを締めくくりました。この勝利により、福岡はプレーオフに向けて大きな弾みをつけることができました。
試合概要
この試合のスコアは、1Qが19-15、2Qが24-16、3Qが26-15、4Qが15-18という内容で、特に前半の圧倒的なプレーが際立ちました。福岡は初めに#5ランダルのジャンプシュートで先制し、その後も攻守にわたり主導権を握り続けました。福岡はオフェンス面で大きな活躍を見せ、特にランダル選手は前半だけで22点を記録するなど、全体の攻撃を引っ張りました。
一方、熊本は連続ターンオーバーにより流れをつかむことが難しくなり、一進一退の攻防を強いられる展開に。しかし、福岡はスミス選手の連続得点や、村上選手のスティールからのレイアップでしっかりと得点を重ね、結果的に前半を43-31で折り返しました。
後半の展開
後半も福岡の強い攻撃は続き、バーレル選手の連続得点、西川選手や谷口選手の3ポイントシュートが決まるなど、熊本を圧倒しました。特筆すべきは、谷口選手がこの試合で4本の3Pシュートを決めるなど、合計で17点を挙げた点です。福岡はこの試合を通じて4人の選手が二桁得点を記録するバランスの良い攻撃を展開しました。
選手と監督のコメント
試合後、浜口炎ヘッドコーチは、ディフェンスの強度が素晴らしかったと評価。「プレーオフで通用するような内容だった」とし、選手たちのメンタル面にも言及しました。特に、観客の前でのプレーがメンタルに影響することを強調し、試合の経験が今後のプレーオフに活かせることに期待を寄せていました。
寒竹隼人選手も、熊本相手に高いエネルギーを引き出されたことで、福岡はプレーオフへつながる強度の高いバスケットができたと語り、「しんどい時間帯がありながら勝ち切れたことは、素晴らしい最終戦だった」と振り返りました。
また、谷口光貴選手は、チームの連携の大切さを強調し、「プレーオフに向けて、この試合で得た自信をしっかりと持って臨みたい」と意気込みを語りました。
プレーオフへの期待
この勝利により、福岡は自信を高めつつプレーオフに突入します。選手たちは、今後の試合で取り組むべきことをしっかりと把握し、万全の体制で挑むと誓いました。「目の前の一試合に全力を尽くす」という強い決意が見られ、ブースターたちからの応援にも期待が寄せられています。プレーオフでは選手たちの活躍がどのように発揮されるのか、ますます注目が集まります。