令和の女子高生が考える『セクシー』とは？新たな価値観を探る調査結果

令和の女子高生に聞いた「セクシー」に関する意識調査

令和の女子高生が考える「セクシー」とはどのようなものなのでしょうか？
今年の６月１日は、アメリカの象徴的な女優でモデル、マリリン・モンローの誕生日です。彼女が生誕99年を迎える今年、多くのイベントが行われました。モンローと言えば「セクシー」の代名詞ですが、その意味は時代とともに変化しているようです。

そこで、現役の女子高生を対象にした調査結果を通じて、彼女たちの「セクシー」という言葉への意識を探ってみました。調査はマーケティング情報サイト「放課後NEWS」にて行われました。

“かわいい”派が圧倒的多数！

調査結果によれば、女子高生の82.1%が「かわいい」と言われたいと回答しました。彼女たちの多くは、「若いうちは可愛いくいたい」「まだ子供でいたい」といった意見を寄せています。特に高校生は、まだ大人ではないという認識が強く、セクシーは大人になってからのものだとの意見が目立ちました。

「可愛い」は、高校生にとっての最上級の褒め言葉とされ、そのため学校生活やモチベーションにも大いに影響を与えるようです。また、アイドル文化の影響もあり、かわいらしさを求める傾向が強いことがわかります。

“セクシー”には厳しい意見も

逆に「セクシー」と言われることには厳しい見方も多く寄せられました。「気持ち悪く感じる」「セクハラと感じる」との声があり、セクシーという言葉は時に不快感をもたらすことがあると指摘されています。特に、「セクシー」との言葉には下心が隠れていると感じる女子高生も多く、そのため言葉自体がNGワードに近づいているという考えもあるようです。

“大人っぽさ”を求める若者も

一方で、17.9%の女子高生は「セクシー」と言われることを望んでいると回答しました。彼女たちの意見では、「大人っぽいから」「かっこいいから」といった理由が挙げられ、「セクシー」が持つ意味を再定義する動きも見受けられます。この層はセクシーを単なる性的な表現とはみなさず、大人の女性を意味するものとして捉えているようです。

彼女たちは「みんなが可愛いから、あえて違う方向を目指した」、「唯一無二の存在感を求めている」といった声も上げており、少しでも自分らしさを出したいという願望が見えてきます。