#呉明益 #海風クラブ #五十嵐大介

現代台湾文学を牽引する呉明益が待望の来日！

著名な台湾文学の作家、呉明益（ご・めいえき）の来日と新作『海風クラブ』の刊行記念イベントが、2025年9月に開催されることが決定しました。呉明益は、これまでに『歩道橋の魔術師』『自転車泥棒』『雨の島』などの作品で読者を魅了し、現代台湾文学の先頭を走る存在です。

彼の最新作である『海風クラブ』は、実際に起こった事を基にした物語で、巨人の神話や、その言葉を解する小さな生き物たち、そして人間の世界が織りなす感動的なストーリーです。本書は2025年5月13日にKADOKAWAから刊行され、長い間待ち望まれていました。

来日イベントの詳細

呉明益の来日を記念して、9月28日（日）と29日（月）に、特別トークイベントが計画されています。

1. 呉明益×五十嵐大介 トークイベント

日時: 2025年9月28日（日）午後2時開演（午後1時30分開場）
会場: 台湾文化センター（東京都港区）
参加費: 無料（要事前申込）

このイベントでは、呉明益さんと漫画家の五十嵐大介さんとの貴重な対談が行われます。お二人は異なるバックグラウンドを持ちながらも、自然への視点や世界観において共通点を持っており、非常に興味深い対話が期待されます。

2. 呉明益による創作トークイベント

日時: 2025年9月29日（月）午後7時30分開演（午後7時開場）
会場: 本屋B&B（世田谷区）
参加費: 2,750円（会場参加）、1,650円（配信参加）

この日は、呉明益が自身の創作活動や『海風クラブ』の独立書店巡礼について語ります。参加者は、彼の創作哲学や台湾の文学事情に触れる貴重な機会を得ることができるでしょう。

呉明益のプロフィール

呉明益は1971年に台北で生まれ、台湾の現代文学を代表する作家の一人として知られています。学術的なバックグラウンドも持ち、現在は国立東華大学で教鞭を執っています。デビュー以来、多数のエッセイや小説を発表しており、特に自然描写に長けた作品が多いことでも知られています。

最新作『海風クラブ』

『海風クラブ』は、白い犬の後を追いかけてきたタロコ族の少年と、父親から逃げ出した少女が主人公です。彼らの出会いが、巨人と人間、祖霊と神の関係を描く壮大な物語に繋がります。この作品を通して、台湾特有の文化や神話に対する深い理解が得られることでしょう。

呉明益のトークイベントは、彼の独特の視点や感性に直接触れる絶好の機会です。台風の目のような彼の言葉から、多くのインスピレーションを受け取ってみてください。ぜひご参加をお待ちしております！

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