2025年2月22日、宮城県の地元企業に光を当てた特別番組「チャージ!presents 潜入!カンパニーSP〜宮城のスゴい企業のウラ側〜」が放送されます。この番組は、人気のコーナー「潜入!カンパニー」が特別版として制作され、宮城県内の注目企業が登場します。
特別版の内容とは
今回は、仙台に本社を置く株式会社東日本放送が、自社の放送枠を使って地元の企業を特集。約1時間にわたる放送では、肉のいとう、アルプスアルパイン、宮城県介護研修センター、シー・テックという4つの企業に迫ります。それぞれの企業が抱える課題や、取り組みを通して、地域の発展に貢献する姿を描きます。
肉のいとうの取り組み
「肉のいとう」は、仙台の老舗精肉店として知られていますが、今回の番組では特に仙台牛を使った新たなご当地グルメ、「仙台牛ハンバーガー」の開発に焦点をあてています。人気ロックバンド「MONKEY MAJIK」とのコラボレーションによって、試作を30回以上行い、ようやく商品化に成功したその裏側を紹介します。宮城の食文化を活性化させるための熱意が伝わってきます。
アルプスアルパインの革新
次に訪れるのは、世界で約40,000種類の電子部品を提供している「アルプスアルパイン」。同社は、Appleの創業者スティーブ・ジョブズからの依頼を受けた際に小型化に成功したフロッピーディスク駆動装置の歴史を持ちます。番組では、県内の研究開発拠点である仙台開発センターに潜入。最先端の開発現場を見学し、スタッフの情熱と革新に満ちた仕事ぶりを伝えます。
介護の未来を支える宮城県介護研修センター
続いて、県内最大の福祉用具を揃える「宮城県介護研修センター」。約600点の福祉用具が展示され、利用者の自立を支えるためのサポートが行われています。特に職員が行う相談活動の様子を通じて、どのように高齢者や障害者への支援が行われているかを紹介。福祉先進国の用具に触れ、個々のニーズに応じたサービスの提供を行う姿に注目が集まります。
シー・テックの最前線
最後に紹介されるのは「シー・テック」。彼らは水産生産機械の設計から販売を手がけており、その中で開発した「鮮魚選別急速凍結ライン」が注目に値します。高齢化や人手不足といった課題に応えるべく、ほぼ無人で30トンの魚を選別し、1時間で箱詰めから冷凍までを行うその仕組みは、海外の飲食店からも高い評価を得ています。高い鮮度を保ちつつ、効率的な流通が期待される現場に潜入します。
放送の詳細
この特別番組は2025年2月22日(土)14時55分から放送され、宮城県内で視聴可能です。また、放送後は「東北総合ポータル『topo』」での配信も予定されているので、視聴を逃してしまった方でも安心です。
「潜入!カンパニーSP」を通じて、宮城の企業が持つ情熱的な取り組みを体感し、地域の魅力を再発見する絶好の機会になることでしょう。