心温まる冒険が待っている!
2025年5月2日、白泉社から新しい絵本『さかなの きょうだい ドレミファソ』が登場します。著者は、堤大介による美しいイラストと、武井史織による心に残る文が特徴です。本書は、家族愛や冒険、成長をテーマにした物語が展開され、子供たちだけでなく大人も楽しめる作品となっています。
ストーリーの概要
小さな魚たち、さかなの五きょうだいが、海を飛び出してお母さんを探しに行くところから物語は始まります。彼らは様々な場所、島や池、そして賑やかな街でお母さんに似た姿を見つけるものの、残念ながらそれはお母さんではありません。しかし、物語が進むにつれ、彼らの心の中にある思いと向き合うことになります。疲れ果てた彼らが最後にたどり着いた場所には、意外な展開が待ち受けています。
絵本の特徴
本書は、豊かな想像力をかき立てる美しいイラストと、心地よい音のリズムが印象的です。「ドレミファソ」という言葉が織り込まれたリズミカルな文章は、まるで子供たちと一緒に歌っているかのような感覚を与えてくれます。また、読み聞かせにも最適な構成となっていて、一緒に楽しむことで親子の絆も深まることでしょう。
著者紹介
堤大介
堤大介さんは、国内外で活躍するアーティストで、トンコハウスジャパンの共同代表でもあります。これまで、「アイスエイジ」や「ロボッツ」のコンセプトアートを手掛け、2007年にはピクサーに招聘されました。アートディレクターとして「トイ・ストーリー3」や「モンスターズ・ユニバーシティ」などを担当し、2023年にはNetflixシリーズ「ONI― 神々山のおなり」が第50回アニー賞の作品賞とプロダクションデザイン賞を受賞しました。
武井史織
武井史織さんは、クリエイター兼絵本作家としての顔を持ちます。海外アーティストの招聘会社や広告制作スタジオでの経験を活かし、ニューヨークのSchool of Visual Artsでの学びを経て、多様な視点から物語を紡ぎ出しています。彼女の自作絵本『まるさんかくしかくどろぼう』は、第11回武井武雄記念日本童画大賞に入選するなど、その実力が評価されています。
終わりに
『さかなの きょうだい ドレミファソ』は、心温まる冒険と家族の絆を描いた絵本です。この本は、子供たちに夢を与えるだけでなく、大人も思わず心を動かされる内容となっています。新しい発見と感動が詰まったこの作品を、ぜひ書店で手に取ってみてください。