PANTAの夢を形にした小説『海峡の女神』
日本のロックの先駆者、PANTAが生涯をかけて追い求めてきたテーマ「氷川丸」。彼のこの夢が、歴史小説家・伊東潤の手により小説『海峡の女神』として形を持つこととなる。2026年8月19日から23日、東京・神保町のネオ書房@ワンダー店にて、この作品の発売を記念するイベントが開催される。ここでは、PANTAの人生やその作品がどのようにして世に送り出されることになったのかを深掘りしていきたい。
PANTAの最後の挑戦
PANTAは、2021年に余命宣告を受けた後、最後の挑戦として「氷川丸」の物語を小説化することを決意した。しかし、アルバム『東京オオカミ』の制作にも追われ、時間は限られていました。その中で、彼が信頼を寄せたのが伊東潤でした。二人は抗がん剤治療後の再会で、6時間にわたり打ち合わせを重ねた。こうして彼らの友情が、5年の歳月を経て一つの作品に昇華されました。
小説『海峡の女神』の内容
小説『海峡の女神』は、PANTAが愛してやまない氷川丸の物語をなぞりながら、ロックの魅力やその背景にあるストーリーが展開される作品です。PANTAと伊東潤の絆、そして彼が最後に歌った澤竜次とのユニット「隼」による「氷川丸」も同時にCDとして発売され、初のメディアミックスが実現します。この小説は376ページというボリュームで、深い内容が詰まっているに違いありません。定価は2090円(税込)です。
発売記念イベントの詳細
発売を記念し、神保町にて開催されるこのイベントでは、トークイベントやミニライブも楽しむことができます。入場料は2000円で、8月19日から23日までの期間中、毎日異なるゲストとともにさまざまなプログラムが用意されています。イベントに参加希望の方は、以下の情報を明記して申し込む必要があります。
1. お名前
2. 緊急ご連絡先電話番号
3. 参加予定日
4. 参加希望人数
参加申し込みは、brainpolice2019@gmail.comまで。なお、先行予約整理番号順での入場となり、各日当日券も販売されます。特に注意が必要なのは、8月19日はすでに満席と報告されています。
同時開催、シギー吉田の写真展
このイベントの魅力はPANTAの小説だけではありません。シギー吉田による写真詩集『絶景』の写真展も同時開催されます。この写真展は11:00から17:00まで無料で入場可能で、シギー吉田自身も在廊し、サイン会も行われる予定です。こちらもぜひお楽しみください。
PANTAと伊東潤、そしてその想い
PANTAは1950年生まれ。日本のロックシーンにおいて、頭脳警察の一員として革命的な存在を誇っており、その影響力は計り知れません。残念ながら2023年にその生涯を閉じましたが、彼の遺した音楽と文芸は今もなお多くの人々に影響を与えています。伊東潤もまた、数多くの賞を受賞した著名な歴史小説家であり、彼の中でPANTAとの出会いは大きな転機となったでしょう。
参加の呼びかけ
この貴重なイベントを通じて、PANTAの世界を感じ、伊東潤の語る「氷川丸への思い」を体験するチャンスです。皆さんの参加をお待ちしています。きっと、心に残る、特別な体験ができることでしょう。