日本初の声優体験サービス「カミレコ」がスタート!
高知県のSelectvege合同会社は、アニメファン必見の新体験サービス「カミレコ」を発表しました。9月15日から予約の受付が始まり、実際の体験は2025年10月1日からスタートします。このサービスは、参加者が自らの声をアニメの主人公に吹き込むことができ、なんとそれがエンドロールにも名前としてクレジットされるという夢のような内容です。
体験の魅力
「カミレコ」の最大の魅力は、アニメファンや声優を目指す方々が自らの声を用いてアニメの主人公になれるところです。参加者は、今話題のアニメ『Stand Again 香美の巫女に救われて』のキャラクターに声を吹き込むことができます。このプロジェクトには、「らき☆すた」の柊つかさ役で知られる福原香織さんが参加しており、彼女が演じるキャラクターとの共演が実現します。
体験者は、自分の演技を録音し、その音声データを当日中に受け取れるため、記念として大切に保管することができます。更に、エンドロールには自身のSNSアカウント名も表示され、個々の体験が作品の一部となるのです。これにより、アニメキャラクターの一員として記憶に残ることができます。
収録環境と所要時間
体験は都内の本格スタジオで行いますので、未経験者でも安心して参加できます。レコーディングは約60〜90分程度で、アフレコの専門家による指導も受けられるため、初めての方でも安心です。役者の技術を学ぶ良い機会となり、クオリティの高い音声データが完成します。
SNSでの共有が可能
このサービスで特に注目すべきは、体験者が自身のSNSアカウントに録音した音声を投稿できることです。X(旧Twitter)、Facebook、Instagram、TikTok、YouTubeといったプラットフォームにアップすることができ、より多くの人々と体験を共有できます。本人のセリフが自由にカスタマイズできるため、体験者オリジナルのアニメ作品として楽しむことが可能です。
ストーリーの背景
『Stand Again 香美の巫女に救われて』の舞台は高知県で、傷心の青年が香美市を訪れ、現地の女性シャーマンによって問題を解決するという物語です。この物語は、地域の伝統や文化をアニメを通じて発信することを目的としており、高知県の魅力を広める努力の一環でもあります。原作者には高知県在住の漫画家・大沢俊太郎先生を迎え、地元の文化を活かした作品になっています。
関係者からのメッセージ
福原香織さんは、アニメを通じて地域を盛り上げたいという想いからこのプロジェクトに参加したと語り、アフレコ体験を楽しむことをユーザーに呼びかけています。また、信二役を演じるなんと。さんも、香美市の魅力をアニメで発信することに心を動かされたと述べています。
今後の展開
「カミレコ」は今後も声優のラインナップを増やしていく予定であり、多様なキャラクターの中から選べる楽しさも用意されています。このプロジェクトは、アニメファンたちが参加型で楽しめる新たな文化を生み出すものと期待されており、地域活性化にも寄与していくことでしょう。特に、海外のアニメファンに向けたインバウンド向けの受付は2026年から開始予定です。
参加者は、ぜひこの機会に自身の声でアニメの主人公になり、新たな体験に挑戦してみてください。
公式ウェブサイト:
カミレコ