大人と子どもを繋ぐ「ナナメの関係」を創出するごった煮〜ずの挑戦
参加型イベント集団「ごった煮〜ず」は、2012年に設立され、これまでに多くのエンターテインメントイベントを開催し、2,000名以上の参加者を迎えてきました。活動の根底には「大人も子どもも楽しむことができる空間を作りたい」という思いがあります。この団体は、4月1日の「April Dream」に賛同し、夢を発信する日を通じて新たな挑戦を続けています。
ごった煮〜ずの理念
代表の林ともみ氏は、自身の幼少期に抱いた夢を基に、子どもたちが様々な可能性に触れられる機会を大切にしています。彼女はファミリーミュージカルの鑑賞を通じて感じたワクワク感を、多くの子どもたちと分かち合いたいと考えるようになりました。特に、周囲にクリエイティブな環境がなかった自身の経験を踏まえ、「見る側」から「出る側」への道を開くことが重要だと認識しています。
イベントの独自性
「ごった煮〜ず」のイベントは、参加者全員が重要な存在であることを強調しています。舞台鑑賞の際に未就学児を断る文言がある中、彼らのイベントではすべての人が歓迎されています。様々な背景を持つ人々が一堂に会することで、イベントの深みが増し、一人一人が「主役」としてその場を彩ります。参加者が共に楽しむことによって、親子や友人同士の「ナナメの関係」が築かれる瞬間を体験することができます。
夢に向かう2025年のビジョン
ごった煮〜ずは、2025年までにいくつかの夢を実現したいと考えています。具体的には、
1. 誰もが楽しめるアート体験を提供する「リアルイベント」
2. お互いの趣味を尊重しながら交流を楽しむ「推し活コミュニティ」の発足
3. 各国のお茶を用意し、参加者同士で思い思いに話し合う「トークイベント」
4. 知られざる日本の職業に触れられる「マニアック職業体験」のプログラム
など、多彩なアイディアをもとに、誰もが楽しめる新しい形のイベントを企画しています。
ごった煮〜ずのスタイル
この団体のイベントスタイルは、ミュージカルに近い形で生演奏や歌、ダンスを取り入れた構成となっており、短編の作品が連続して発表されることで観客を引き込む手法を取っています。全体としては、観客参加型で拍手や振り付けをともに楽しむことができるため、参加者一人一人の存在が不可欠です。子どもたちにとっては、普段は触れることができないさまざまなパフォーマンスを体験する貴重な機会です。
林ともみ氏の背景と今後の展望
林ともみ氏は、早稲田大学を卒業後、女優やモデルとして活動しながらも自身の独特なアイディアをイベントに活かしています。コロナ禍により活動が制限される中で、SNSやPRに目を向け、今後の活動を再構築。2023年には初の映画製作に挑戦するなど、新しい挑戦を続けています。
April Dreamとの関わり
「April Dream」は、企業が夢を発信するプロジェクトですが、ごった煮〜ずもその理念に共感し、心から応援しています。夢を追い続けることの大切さを再確認し、未来に向けて子どもだけでなく大人も楽しめるイベントの場を再創造していく姿勢は、まさに「ナナメの関係」の実現そのものです。
今後もごった煮〜ずは、子どもたちと大人を繋ぐ新たな空間作りに努め、夢を実現し続けていくことでしょう。