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株式会社エイシスの違法アップロード対策

東京都千代田区に本社を置く株式会社エイシスは、二次元コンテンツの健全な流通とクリエイターへの正当な利益還元の実現に向け、インターネット上での違法アップロード対策に注力しています。今回の報告では、2014年7月から2024年12月末までの活動実績および2024年後半の取り組み内容をお伝えします。

違法アップロードへの対策

違法アップロードは、すべてのコンテンツ利用者に影響を及ぼす大きな社会的な問題です。特に個人クリエイターが被害を被ることが多く、自己対応が困難な事例も少なくありません。そこで、エイシスは「削除要請の代行」と「違法アップロード監視システムの運用」を通じて、これらの問題に対処しています。

2014年からの取り組み

2014年から開始した違法アップロード対策は、以下のような実績を上げてきました：

• - DMCA申請

- 累計申請件数: 4,322,704件
- 2024年後半の申請件数: 41,035件

こちらの取り組みでは、デジタルミレニアム著作権法（DMCA）に基づき、Googleが運営する検索エンジンから違法サイトを削除するための申請を行っています。エイシスが代理として対応することで、クリエイターの個人情報が第三者に開示されることはありません。

• - 違法アップロードサイトへの削除要請

- 累計要請件数: 3,343,983件
- 2024年後半の要請件数: 62,934件

エイシスでは、インターネット上の違法アップロードサイトに対して、該当コンテンツの削除を直接要請しています。それにより、クリエイターの権利を守る活動を進めています。

• - クリエイターからの情報提供

- 累計件数: 235,469件
- 2024年後半の件数: 9,617件

エイシスが提供するサービスを利用しているクリエイターから、違法アップロードに関する相談や通報を受け付けています。

• - ユーザーからの情報提供

- 累計件数: 8,933件
- 2024年後半の件数: 1,357件

2020年からは、ユーザーからも専用フォームを通じた情報提供を受け付けており、社内の対策チームがすべての情報を確認し、必要な申請を行っています。

クリエイター保護の重要性

エイシスが行う違法アップロード対策には、クリエイターの情報を守ることも含まれています。特に、個人クリエイターが対応に不安を感じたり、手続きの煩雑さによって泣き寝入りしてしまうケースを減らすため、引き続きサポートを行う方針です。

未然防止策への取り組み

さらに、違法アップロードの「動機」に着目した未然防止策にも力を入れています。正規流通を促進するため、サービス展開として『みんなで翻訳』も進めており、詳細は公式サイトで確認できます。

（『みんなで翻訳』紹介ページ: min-hon.net）

まとめ

エイシスの違法アップロード対策に賛同し、協力していただいている皆さんに心より感謝します。今後もクリエイターの保護を最優先とし、皆さまの創作活動が健全に営まれる環境作りを進めていく所存です。

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