新潟県で初の3DアバターAIが創作をサポートする実証実験開始！
3Dアバター型AI「SHIORI」が創作活動を後押し
新潟県三条市の図書館等複合施設「まちやま」において、2025年10月4日から30日までの期間に、3Dアバター型AI「SHIORI」による実証実験が行われます。この実験は、一般社団法人Woollyと合同会社SEKITOBAの共同プロジェクトとして注目を浴びています。3Dアバター型AIが新潟県内で常設されるのはこれが初めてです。
「SHIORI」とは？
もともと書籍を推薦するAI司書として開発された「SHIORI」は、今回の実証実験では、利用者の「つくりたいもの」に応じて最適な道具を提案する“工具アドバイザー”としての役割を果たします。この新しいアプローチにより、図書館が知識を提供するだけでなく、創造活動をサポートする存在へと変化することが期待されています。
創作の手順
実験の流れはシンプルです。利用者は「つくりたいもの」のアイデアを入力し、SHIORIがその内容を解析します。すると、図書館内にある「まちやま道具箱」に収められた数多くの道具の中から、最適なものを推薦してくれます。利用者は提案を参考に、実際に道具を手に取り、創作活動に取り組むことができるのです。
このシステムにより、図書館が道具と地域住民の創造力をつなげ、新たな活動を生み出す場となるのです。
新潟県三条市の文化的意義
新潟県三条市は「ものづくりのまち」としても知られており、地域の産業・文化の発信地となっています。図書館が創造活動を支援することは、市民一人ひとりの想像力を引き出す大きな役割を果たします。特に、地域の資源を活かすことで、さらなる地域活性化につながることが期待されます。
まちやまの施設概要
「まちやま」は図書館、科学教育センター、鍛冶ミュージアムなどを併設しており、地域のものづくりや文化を体験・発信する拠点として利用されています。年間50万人以上が訪れるこの施設は、地域のランドマークとも言える存在であり、今後も多くの方々に新たな知識と創造の場を提供していく意義があります。
今後の展望
実証実験を通じて、SHIORIの機能をさらに進化させ、地域企業や文化資源との連携を強化する計画も視野に入れています。図書館が地域のコミュニケーターとしての役割を果たすことで、地元の産業や文化をつなぎ、住民の暮らしを豊かにする拠点づくりに寄与することが期待されます。
お問い合わせ
もし本実証実験について興味がある方は、主催者ツクール・ド・さんじょうにご連絡ください。公式メールアドレスはhello@sanjo-machiyama.jpです。新潟県三条市の図書館等複合施設「まちやま」で、新しい創作活動を体験してみてはいかがでしょうか。
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