荒木飛呂彦『ジョジョの奇妙な冒険』アート展示が始まる
集英社マンガアートヘリテージが主催する特別展示が、東京・麻布台ヒルズにて開催されます。今展では、荒木飛呂彦氏による『ジョジョの奇妙な冒険』のアートプリントが東京で初めてお披露目されることが決定しました。特に注目を集めているのが、代表作の中でも有名な「DIO/ザ・ワールド」を用いたリトグラフ作品のキーイメージです。
展示内容と販売情報
この展示は、2025年にサンフランシスコおよび京都府で公開された作品を含む巡回展示です。会期中の特定期間には展示替えが行われ、期間ごとに抽選販売も実施されるという新しい試みが盛り込まれています。特に、2026年1月8日から1月12日までは多くの来場者が予想されるため、入場予約制となるので、ファンは注意が必要です。
一般の入場予約は2025年12月26日13時からArtStickerサイトでスタートします。また、会場限定となるリトグラフやレンチキュラー作品の先行抽選販売も行われますので、アート愛好者には見逃せないイベントとなります。
予定作品リスト
初期展示期間である2026年1月8日から2月23日までには、以下のリトグラフ作品が展示予定です:
- - 空条承太郎/スタープラチナ
- - DIO/ザ・ワールド
- - 東方仗助/クレイジー・ダイヤモンド
- - ジョナサン・ジョースター
- - ジョセフ・ジョースター
- - ジョルノ・ジョバァーナ/ゴールド・エクスペリエンス
また、任意のレンチキュラー作品も展示され、視覚的な立体感が楽しめる工夫がなされています。
リトグラフ作品とは?
リトグラフは、200年以上の歴史を持つ版画技法で、元々は石に描かれたイメージを紙に印刷するものです。技術的にはエッチングよりも容易で、大量生産にも向いているため、19世紀以降、美術作品として取り入れられるようになってきました。この技術は、アーティストが直接、版にイメージを描くため、作品は紙に描かれたかのような独特の質感を持っています。
荒木氏による作品も、リトグラフ用の鉛筆やチョークを用いてそのまま再現されるため、独創性あふれる仕上がりとなっています。生の線やシャドウのリズムから、作家の感情や緊張感が伝わることでしょう。
レンチキュラー作品について
一方で、レンチキュラープリントは、特別なレンズを使用し、見る角度によって異なるイメージを楽しむことができます。この技法は、視差を利用することで立体的な表現を実現します。特に、荒木氏が手掛けた「空条承太郎/スタープラチナ」の作品は、立体感が増すことで、より強い迫力を感じさせることでしょう。
まとめと開催情報
荒木飛呂彦の『ジョジョの奇妙な冒険』アート展示は、2026年の1月8日から始まり、2月23日まで続く予定です。その後も、3月から4月、4月末から6月にかけての第2期、第3期も控えています。アートの新たな楽しみ方を体験できるこの機会をお見逃しなく!
- - 所在地:麻布台ヒルズガーデンプラザAB1、東京都港区虎ノ門5−8−1
- - アクセス:地下鉄日比谷線「神谷町駅」5出口から徒歩約1分
- - 営業時間:11:00〜20:00
- - 休廊日:公式サイトで確認
さあ、荒木飛呂彦の創り出した世界に、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。