東京製版が提案する次世代エコプロダクトRUBBERTAGとは？

伝統技術が生み出す新しい商品、RUBBERTAG

2025年2月12日から14日まで、東京ビッグサイトのギフトショーで開催される「東東京モノヅクリ商店街」では、株式会社東京製版が手掛ける次世代エコ商品「RUBBERTAG」が展示されます。この製品は、長年にわたり培われたゴム印製造の技術を駆使しており、環境に配慮しながらも高い機能性を提供します。

設立は1976年という老舗の東京製版は、これまでに独自の生産システムを開発し、国内でゴム印生産量日本一を誇ります。その会社の技術を活かし、今回新たに登場した「RUBBERTAG」は、従来のゴム印と同じ製造プロセスにより、オリジナルのラゲッジタグとして進化しました。これはまさに、技術の伝承と革新が融合した製品です。

RUBBERTAGの特長

RUBBERTAGは、天然ゴムを使ったしなやかな素材感と優れた耐久性を持ち、特に耐水性に優れています。使用するほどにその魅力が増すこのタグは、ビジネスシーンや日常生活の様々な場面で活躍することが期待されています。また、真空プレス加工による精密な仕上げが施されており、ロゴや名前のカスタムオーダーにも対応可能です。これにより、トラベルバッグの他にも幅広い製品に利用されることが見込まれています。

東東京モノヅクリ商店街

このプロダクトは、東東京のモノヅクリ商店街が中心となり企画されました。この商店街は、ファッションや生活雑貨の製造業に関わる中小企業を支援する目的で設立された国際ファッションセンターとデザインスタジオとの協業によって成り立っています。商店街では、クリエイター同士の交流やイベントを通じて、地域ブランディングと産業活性化に取り組んでいます。

RUBBERTAGは、デジタル化の流れにより減少しているゴム印需要に対抗する形で、2024年からの新規事業として開発されたものです。この背景には、現代の消費者が求める品質やデザイン、環境への配慮が反映されています。