音声学者・川原繁人とゴスペラーズ・北山陽一の共作
音楽や歌の魅力を子どもたちに届ける新しい絵本『絵本きこえる!うたうからだのふしぎ』が、2026年1月29日に発売されます。この本の特徴は、音声学者の川原繁人さんと人気音楽グループ「ゴスペラーズ」のボーカリストである北山陽一さんが手を組んだことです。両者の専門知識を活かし、音楽の不思議な世界を探求します。
絵本の概要
本書は、音楽や歌がどのように人間の体に届くのか、音声学的な観点から解説しています。特に幼い読者が取り組みやすいよう、全編がフルカラーで構成されています。物語は、「空気」を擬人化したキャラクターを主役に据え、楽しさと学びを融合しています。このかわいらしいキャラクターたちは、ユーモアあふれるストーリーを展開しながら、音楽のメカニズムを教えてくれます。
コラムでさらに学べる
独自のストーリーだけではなく、川原繁人先生による充実した解説コラムが挿入されている点が本書の魅力の一つです。これにより、子どもたちは楽しみながら確かな知識を得ることができます。音声学に基づいた解説は、楽しい読み物としてだけでなく、教育的な要素も兼ね備えています。
作者プロフィール
川原 繁人
慶應義塾大学言語文化研究所の教授であり、言語学と音声学の専門家です。2007年にマサチューセッツ大学より博士号を取得し、ジョージア大学やラトガーズ大学でも教鞭を執るなど、多岐にわたる実績があります。著書には『音とことばのふしぎな世界』や『音声学者、娘とことばの不思議に飛び込む』などがあります。
北山 陽一
「ゴスペラーズ」の一員として知られるミュージシャンで、慶應義塾大学環境情報学部の特別招聘教授でもあります。1994年にメジャーデビューを果たし、以降多くのヒット曲をリリース。現在は、教壇でも活躍しながら音楽活動を続けています。
まんが:牧村 久実
漫画家・イラストレーターとして知られる牧村さんは、様々な作品を手がけており、特に青い鳥文庫のシリーズや『絵本 はたらく細胞』の作画などが有名です。彼女の絵柄は、子どもたちに親しみやすいものとして高く評価されています。
監修:藤井 進也
音楽神経科学を専門とする慶應義塾大学の准教授で、音楽と身体に関する理解を深めるための研究に取り組んでいます。京都大学で博士号を取得し、その知識を基に本書の監修を行っています。
書誌情報
- - 書名:『絵本きこえる!うたうからだのふしぎ』
- - 著:川原繁人、北山陽一(ゴスペラーズ)
- - まんが:牧村久実
- - 監修:藤井進也
- - 定価:1870円(税込)
- - 発売日:2026年1月29日
- - ISBN:978-4-06-542016-4
- - 発行:講談社
この本は、親子で一緒に楽しむことができる内容であり、音楽の楽しさとともに学びを提供してくれる一冊です。興味を持つ心で、ぜひ手に取ってみてください。