新進気鋭のアートコンペ「ⅢARTMAN-CELL 〜students show〜」
2025年春に開催予定の新感覚アートコンペ「ⅢARTMAN-CELL 〜students show〜」が、全国から学生たちの応募を集めています。この企画は、株式会社アートチューンズの主催によるもので、特にZ世代を中心に注目されています。このアートコンペは「芸術とは○○だ」という問いを学生たちに投げかけ、彼らがどのようにその定義を探求するのかを重視しています。アートの新たな形を模索するこのプロジェクトは、従来の評価軸にとらわれない斬新さを持っており、参加者たちは多様な視点からその問いに真摯に向き合っています。
全国から72校が参加
今年は72校の学生が参加しており、学年や所属学校においても多様性がみられます。大学3年生が24.9%、大学4年生が22.1%、高校3年生が19.9%を占め、進路選択を迎える重要な時期にいる学生たちが多数集まっています。特に、芸術大学、総合大学、高校からの参加が目立ち、美術専門学校や通信制高校からも応募があり、非常に多層的な参加者構成となっています。
チーム構成の多様性
チーム構成については、約62%が同一校からのメンバーで作られていますが、逆に学校の垣根を超えた「越境型」のチームも約29%を占めるなど、異なる背景や知識が交わることで新たな創造性を生み出す機会になっています。これは、アートが教育の枠を超えて広がるための重要なプロセスとも言えるでしょう。
地域から集まる問い
また、参加校は関東、近畿、中部を中心に、全国各地から応募があり、多様な地域性が反映されています。これにより、各地域特有の視点が集まり、より豊かなアート創造が展開されることが期待されます。
ドキュメンタリーとリアリティーショー
2025年10月1日から開始される公式Webサイトでは、今回の企画から選ばれた10チームが披露されます。最終的に選ばれた5チームに対するドキュメンタリーが配信され、その模様は世界初のアート・リアリティーショーとして制作される予定です。このドキュメンタリーは、学生たちがどのように「問い」と向き合い、その過程をつづるものとなります。配信はYouTubeとVimeoで無料公開され、さらなる告知やイベントも通じて、多くの人々とその成果を共有することを目指しています。
協賛企業募集中
「ⅢARTMAN-CELL」では、8月31日まで協賛企業や団体を募集中です。このプロジェクトは、完成された作品というよりも、“問いを立てるプロセス”を可視化し、共有するものであり、企業や団体が参加することでさらに拡大していく可能性を秘めています。協賛のメリットとして映像内でのロゴ露出や公式サイトでの紹介、イベント開催時のPR連携などが提供される予定です。
未来への創造的な取り組み
「ⅢARTMAN-CELL」は、”誰もが芸術家である時代”をコンセプトにしたもので、アートを通じて自分自身を表現し、今を生きるZ世代の挑戦を応援しています。参加する学生たちにとって、このプロジェクトは新たな出発点となり、未来の芸術界を担う次世代人材の誕生を導く場となるでしょう。興味のある企業や団体の方々は、ぜひこの機会をお見逃しなく、募集詳細をご確認ください。