水の祈りとオペラ
2025-01-30 16:04:44

大阪・関西万博に向けてオペラ『みづち』が魅せる水の祈りと未来へのメッセージ

2025年6月28日と29日、滋賀県立芸術劇場びわ湖ホールで、迫力と感動を与えるオペラ『みづち』が開催されます。このプロジェクトは、いのち・ちきゅう・みらいプロジェクト実行委員会によるもので、地球環境への警鐘を武器にした芸術的な試みです。

オペラ『みづち』は、古典研究家の丹治富美子が作・台本を担当し、作曲にはNHK連続テレビ小説『マッサン』や大河ドラマ『西郷どん』などで多くの楽曲を手がけた富貴晴美が名を連ねています。豪華なキャスト陣には、小堀勇介、迫田美帆など実力派の歌手が集結し、レベルの高いパフォーマンスを披露します。

このオペラは、2025年に大阪で行われる万博を見据えたもので、日本の美しき伝統文化と芸術を世界に届けることを目的としてです。流域の地域循環共生圏やGlocal SDGsをテーマに、地域の結束を高めるキーワードでもある「水」への祈りを形にすることが求められています。

『みづち』は、物語の主要キャラクターである小太郎が、日照りに苦しむ村を救うために旅をする姿を描いています。小太郎は伝説の神「みづち」を求め、厳しい試練に立ち向かいます。彼の旅は、自然界と人間の共存を考えさせるメッセージを色濃く含んでいます。

この壮大な物語には、地域や自然への感謝が込められており、一千年以上前の日本の世界観を現代に再現する試みです。「みづち」は水の精霊として、人々に教訓を与え、目を覚まさせる役割を持っています。このオペラの中で描かれるテーマは、ただのフィクションにとどまらず、現代社会が抱える環境問題へも一石を投じるものです。

開催日には、第1回Glocal SDGsフォーラムが予定されており、地域の持続可能性や環境問題に関する議論が行われる予定です。これにより、オペラを超えた深いメッセージが発信されることが期待されています。

開催概要

  • - オペラ『みづち』
  • - 開催日: 2025年6月28日(土)開場13:15 開演14:00, 6月29日(日)開場14:15 開演15:00
  • - 上演時間: 約3時間(休憩あり)
  • - 場所: 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール

主要キャスト

  • - 小太郎: 小堀勇介
  • - 夕月姫: 迫田美帆
  • - 吾嬬重藤: 黒田博
  • - 八重: 澤畑恵美
  • - みづち: 伊藤貴之
その他にも豪華なキャストが揃います。

チケットについても、先行受付が行われ、価格はSS席13,000円、S席11,000円などで、学生割引もあります。チケットの購入は、チケットぴあなどで可能です。

このオペラ『みづち』は単なる舞台芸術ではなく、地球環境問題への解を模索するきっかけとなることでしょう。皆様の参加を心よりお待ちしています。


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