アニメと映画の歴史
2025-03-07 16:55:07

アニメーション映画の歴史を紐解く展覧会が国立映画アーカイブで開催

アニメーション映画の歴史を紐解く展覧会が国立映画アーカイブで開催



2025年4月8日から7月27日までの間、国立映画アーカイブにて「ポスターでみる映画史 Part 5 アニメーション映画の世界」が開催されます。この展覧会では、初期の作品から最新のアニメーション映画まで、幅広い世代の作品が紹介され、映画史をポスターを通じて振り返ります。

アニメーション映画の重要性


アニメーションは、映像文化の中で重要な役割を果たしてきました。日本は特にアニメーションの質が高く、その独自の表現方法により、世界中で影響力を持つ国となりました。この展覧会では、映画の誕生から130年を迎える節目に、アニメーション映画の歴史を丁寧に探ることができます。

展覧会の見どころ


本展は「ポスターでみる映画史」シリーズの第5弾であり、これまでに「西部劇の世界」「ミュージカル映画の世界」「SF・怪獣映画の世界」「恐怖映画の世界」といったテーマでの展覧会が開催されてきました。この回ではアニメーション映画をテーマに、約130点の資料が展示され、多様なスタイルやアプローチの作品が一同に展示されます。

聴覚も楽しめる!


特に注目すべきは聴覚面での展示も用意している点です。アニメーション映画に関連する音楽を紹介し、観客自身が音の世界を追体験できる企画が盛り込まれています。親しみのあるメロディや主題歌が楽しめる中で、視覚だけでなく聴覚でもアニメーションを楽しむことができます。

展覧会の構成


この展覧会は、以下の5つの章で構成されています。
1. アニメーション映画の始祖たち(1900s-1910s)
アニメーションの起源や初期作品について焦点を当てます。
2. ハリウッド製カートゥーンの隆盛(1920s-1960s)
ウォルト・ディズニーの作品を中心に、アメリカのカートゥーンの黄金時代を振り返ります。
3. ヨーロッパ、社会主義諸国のアート・アニメーション(1930s-1980s)
アメリカ以外のアニメーション映画の多様性と美しさにスポットを当てます。
4. 日本のアニメーション映画(1930s-1970s)
日本のアニメ作品の歩みを追い、その背景にある文化を見つめ直します。
5. アニメは世界を制す(1980s-2020s)
現代のアニメーション映画の発展を探ります。

トークイベントの開催


展覧会中には、特定のゲストを招いたギャラリートークや当館の研究員による展示品解説も行われます。映画産業におけるアニメーションの位置付けや、その歴史についての深い知識を学ぶ良い機会です。

開催概要


  • - 企画名: ポスターでみる映画史 Part 5 アニメーション映画の世界
  • - 会期: 2025年4月8日(火) - 7月27日(日)
  • - 場所: 国立映画アーカイブ
  • - 料金: 一般は250円、大学生は130円、特定の条件を満たせば無料となるケースもあります。

この素晴らしい展覧会を通じて、アニメーション映画の歴史やその背後にある文化に対する理解を深めることができる貴重な機会です。是非足を運んで、映画の魅力に触れてみてはいかがでしょうか。


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