平和の歌コンサート
2025-08-01 10:33:12

戦後80年を迎える2025年、大阪万博で開催される世界規模の「平和の歌」コンサート

世界の音楽家が集結、平和の歌を共に歌う



2025年は戦後80年を迎え、広島と長崎に捧げる特別なイベントが行われます。国際音楽プロジェクト「Songs for World Peace(SWP)」は、8月6日と9日に、大阪・関西万博において、音楽を通じて平和のメッセージを届けるコンサートを開催すると発表しました。このコンサートには、世界中から集まる音楽家が参加し、オンラインクワイアと現地のバンドが融合した新しい形式のハイブリッドコンサートが実現します。

8月6日、広島の日に特別な公演



演奏は特に広島原爆の日である8月6日に行われ、SWPは「ひろしま平和の歌」の英語版を披露します。広島市から公式に委嘱を受け、歌詞の英訳や編曲、さらにミュージックビデオの制作も行われたこの楽曲は、広島から世界各国へと平和の願いを広める重要な役割を果たしています。この日のイベントでは、松井広島市長からのビデオメッセージの上映も予定されています。

8月9日、長崎の日にもコンサート



続く8月9日には、長崎原爆の日にもハイブリッド・グローバルクワイアの公演が予定されています。この日は、万博内の「フェスティバル・ステーション」にて、リアルタイムでオンラインの音楽家と共に演奏を行う革新的な試みが行われ、各国の平和をテーマにした曲やSWPが制作してきた楽曲が披露されます。

世界中のアーティストが参加



このプロジェクトに参加するアーティストには、スペイン・日本出身のシンガーソングライターEmily Shibataをはじめ、イギリス・日本のボーカリストHannah Fujii Bennet、アメリカ・日本のR&BシンガーJoy Johnson、さらにはケニアのジャズシンガーLisa Oduor-Noahなど、様々な国とジャンルからの才能が集い、共に「平和」という音楽に溶け合いながら演奏します。

プロジェクトの背景と意義



このプロジェクトの共同創始者、遠山歌子氏は「音楽は国や文化を超えて人々を結ぶ力がある」と語り、現在も続く戦争や対立の中で、音楽を通じて希望を届ける重要性を訴えています。一方、SWPのもう一人の創始者、中山義恵氏も「各国の異なる声が集まり、一つの平和のメッセージを作り出すことが、このプロジェクトの最大の魅力です」と述べています。

万博での準備と展示



万博では8月4日に「フューチャーライフヴィレッジ・TEAM EXPOパビリオン」において、92カ国・112曲の平和の歌を紹介するインタラクティブ地球儀の体験展示や、プロジェクト紹介の動画が公開される予定です。また、「あなたにとって平和とは?」というメッセージ共有掲示板も設置され、来場者の意見を集める試みが行われます。

クラウドファンディングによる支援



この歴史的プロジェクトの実現に向け、渡航費や機材費を募るクラウドファンディングも行われており、目標金額は50万円。支援者には感謝の気持ちを込めたデジタルギフトや特別なサンクスビデオが贈られます。支援の詳細は、公式サイトにて確認できます。

Songs for World Peace公式サイト

このプロジェクトは、音楽を通じて平和のメッセージを伝える歴史的なイベントとなることでしょう。音楽の後ろにある思いに触れながら、多くの人々の参加が期待されています。


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