川口俊和のデビュー作がついにミリオンセラーに
小説家・川口俊和の記念すべきデビュー作品『コーヒーが冷めないうちに』が、2026年6月19日に累計発行部数100万部を達成しました!11年にわたる歳月を経て到達したこの偉業は、彼の才能が如何に多くの人々に感動を与えたかを物語っています。
出発点は舞台
本作が誕生するきっかけは、川口が脚本・演出を手掛けた舞台を観た担当編集者の池田るり子さんからの提案でした。小説を書いた経験は全くなかった川口さんが、4年半の歳月をかけて執筆しました。2015年12月の刊行直後、この作品は「4回泣ける小説」として話題を呼び、特に東北の書店での推しが火を付け、すぐにベストセラーに。
翌年には第14回本屋大賞にノミネートされ、さらに2018年には有村架純を主演に迎えた映画版が公開され、興行収入15億円を突破する大ヒットに。
続編も人気に
その後、『コーヒーが冷めないうちに』の続編である『この嘘がばれないうちに』や『思い出が消えないうちに』など、シリーズは次々と発表され、どれも大ヒットを記録しました。各作品はロングセラーとなり、多くの読者の心を掴み続けています。
世界的な展開
海外でも高い評価を受けており、現在では56言語に翻訳され、多くの国でベストセラーとなっています。2021年にはハリウッドの大手スタジオとの契約が成立し、さらに映像化が進行中です。また、アメリカではオーディオブックが「Audible.com Daily Deal」総合1位を獲得し、フランス、ポーランドでも各種賞を受賞しています。
物語の中心には、「コーヒーが冷めるまでの間に過去に戻れる」というユニークな設定があります。このシンプルなアイデアから生まれた物語は、今や国境と世代を越えて、世界中の読者に愛されています。
川口俊和からのメッセージ
川口さんは、今回の100万部突破について「この喜びを心からの感謝とともにお伝えします。本当にありがとうございます」とコメントしています。読者に愛され続ける作品が、まさに実を結んだ瞬間です。
新たな一歩『アラームが鳴らないうちに』
そして、2026年9月15日にはシリーズ最新作『アラームが鳴らないうちに』が登場します。この新作では主人公・数の「後悔」と「決意」に迫る、シリーズの重要なターニングポイントとなる作品です。是非お楽しみに!
『コーヒーが冷めないうちに』のあらすじ
「お願いします、あの日に戻らせてください。」この喫茶店の不思議な都市伝説のもと、過去に戻るための制約が読み手を引き込みます。各エピソードで描かれる人々の深い感情は、読者の心に深く響くことでしょう。
著者プロフィール
川口俊和(かわぐち・としかず)は1971年生まれ、大阪府茨木市出身の小説家・脚本家・演出家です。舞台作品『コーヒーが冷めないうちに』は杉並演劇祭大賞を受賞し、同年にはノミネートされた本屋大賞の影響で、多くのファンを獲得しました。YouTubeでも活動し、自身の物語と趣味を通じて多くの人々に夢を届けています。