新人営業の育成法
2026-09-11 09:34:10

『新人営業は23日で決まる』 発売!営業研修の新しい指導法を学ぶ

営業現場において、新人が思うように育たない問題は、今や多くの企業に共通した悩みとなっています。そんな中、営業研修会社の代表である宮脇伸二氏が新たに書籍『新人営業は23日で決まる』を出版し、その内容が注目を集めています。この本は、年間1,000名以上の新人を指導してきた経験をもとに、新人教育の実践的アプローチを具体的に示しています。

近年、新人営業を指導する際の課題として「スキルは教えているのに、なぜ現場で活かせないのか」という声が多く聞かれます。この問題の根底には、営業に必要な基礎的な考えを理解していないこと、すなわち“営業のOS”が不足していることがあると著者は指摘します。パソコンで言うところのOSがなければ、どれほど優れたソフトウェアを導入しても機能しないのと同じように、営業においても基礎が欠けているとスキルは活かされないというのです。

この本の中では、入社後23日間でどのように新人に“営業のOS”をインストールし、それを腹落ちさせ、行動に結びつけていくかというカリキュラムが、具体的に公開されています。例えば、初日の「社会人としての心構え10ヶ条」から、最終日のロールプレイングまで、172.5時間にわたる詳細な計画が示されており、自社の研修プログラムと比較しながら見直すことができます。

さらに、本書では実際に離職率の改善を通じてその有効性が証明された事例も紹介されています。ある建設関連企業は、従来のスパルタ式研修から新しいアプローチへと変更した結果、3年以内の離職率を60%から30%へと改善。実践を通して若手が育つ様子が伝わってきます。

また、読み進める中で、2020年~2026年にかけての新入社員の傾向も披露されます。特に、「褒めても伸びず、不安に寄り添うことが効果的」といった新たな指導法は、今後の教育現場での指針となりそうです。著者は「甘やかさないこと」と「パワハラの違い」を明確にし、新人指導において基準を設け、対話を重視することが必要であると強調します。

本書の内容は、特に、新入社員研修に何を伝えるべきかを悩んでいる経営者や人事担当者、自社の研修プログラムを見直したい方々に大いに参考になるでしょう。また、営業職としての一歩を踏み出す新人にとっても、成功のためのヒントを提供しています。

「営業はやりたくなかった」と感じつつも、研修を経て「営業のイメージが180度変わった」という言葉が多くの新人の心を掴み、彼らを成長させていく様子には、著者の深い思いが込められています。社員の成長が企業の成長に直結し、さらには日本全体の活力へと繋がることを著者は心から願っており、その姿勢が多くの読者に共感を呼ぶでしょう。

本書『新人営業は23日で決まる』は、ただの指導書に留まらず、現代の職場に必要な原理や方法論を学ぶ貴重な一冊です。営業の基礎に立ち返り、明日からの研修や教育に役立ててみてはいかがでしょうか?


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