LINEヤフーとLDH JAPANが新たなエンタメ体験を創造する提携契約を締結

LINEヤフーとLDH JAPANが締結した戦略的パートナーシップ

LINEヤフー株式会社と株式会社LDH JAPANは、戦略的パートナーシップ契約を締結しました。この新たな提携により、コラボレーションの本格化が期待されています。両社が目指すのは、2026年に開催予定の「LDH PERFECT YEAR 2026」に向けた画期的なファン体験の提供です。

なぜパートナーシップを結んだのか？

LINEヤフーは日本のエンターテインメント産業において、アーティストやクリエイターが直面する課題を真剣に受け止め、新たなファンとの接点を創出するプラットフォームの提供を目指しています。一方、LDHは「Circle of Dreams」を使命として掲げ、多様な分野にてアーティストの発掘や育成、さらに食文化や教育、SDGsなどに取り組んでいます。

このパートナーシップは、アーティストやクリエイターがファンと新たに結びつくための支援を目的としています。

提携後の具体的な施策

今後、両社は以下の施策を通じて、新たな取り組みを進めていく予定です：

1. LINEメディアを活用したファン獲得施策

LINE公式アカウントや広告を利用して、ファンの獲得および話題化施策を強化します。これにより新しいファン層へのアプローチを試みます。

2. LINEエンタメアカウントの開設

「LDH PERFECT YEAR 2026」に関連する情報を配信するためのLINEエンタメアカウントを近日中に開設します。このアカウントでは、ライブイベントやキャンペーンの情報も発信し、ファンとのより深いコミュニケーションを図ります。

3. AIキャラクターを利用した対話体験

新たに登場するAIキャラクター「FANTASTICS」とファンが対話できるサービス「AI Friends」を導入します。これによりファンはアーティストとの新しい接点を持ち、より多面的な魅力を感じることができます。

4. プロダンスリーグ「D.LEAGUE」への参画

LDH初のプロダンスリーグ「D.LEAGUE」に参加するチーム「LDH SCREAM」のオフィシャルスポンサーとして参画し、その成長を支援します。これを通じて新たなファンを獲得したいと考えています。

エンタメビジネスプラットフォームの強化

LINEヤフーは、テレビ局や動画プラットフォームとさらに連携を進め、エンターテインメント関連企業との関係を強化し、ファンとクリエイターの接点を深めていくエンタメビジネスプラットフォームを構築することを目標にしています。

両社のコメント

LINEヤフーの池端由基 CEOは、「日本のエンターテインメントを牽引するLDH JAPANと共に取り組むことができ、大変嬉しく思っています。ファンとクリエイターが長く繋がれるようなプラットフォームを目指して挑戦していきます」とコメントしました。

一方、LDHの五十嵐広行（EXILE HIRO） CEOは、「このパートナーシップは、アーティストやファンが共に夢を描き、未来を創るための重要なステップです。多彩なプロジェクトを展開し、新しい体験をファンに提供したい」と意気込みを語っています。

この提携は、ファンとの関係性を深め、新たなエンタメ体験を提供する大きなステップとなります。今後、LDHとLINEヤフーの取り組みに期待が寄せられます。